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「まるで写真」「どんな味?」グラスに閉じ込めた絶景描く”紅葉カクテル画”にSNS反響、作者語る風景画の魅力

『空のカクテル』『秋のカクテル』など“風景画をカクテルグラスの中に閉じ込める”イラストが話題になっている。写真と見まがうほどの精巧さに、ユーザーからは「イラストだった!! 写真かと思った」「世界観というか……綺麗すぎて好きです」などの声が挙がっている。これらを手掛けたbanishmentさんに、作品制作について聞いた。

カクテルグラスの中に紅葉や天空を描いた“カクテル画” 国内外で反響

 ワイングラスやマティーニグラスの中に風景画を描き込む手法でイラストを発表しているbanishmentさん。「普段絵を見ない方々のもとにも風景画の良さを伝えたい。また、想像することの楽しさも感じてもらいたい」という思いから、こうした“カクテル画”を描き始めた。

 「紅葉の時期に最高」とSNSで話題の『秋のカクテル』は、グラスの中に夕日に照らされて赤く映える紅葉が描かれた、写真に見間違えるほど写実的なカクテル画。投稿からおおよそ2日間で、約32,000件のリツイート、134,000件のいいねを集め、海外の方からもコメントが多数寄せられた。この『秋のカクテル』について聞くと、「おしゃれなお店で誰かと一緒に飲みたい一杯です。描きたいもの、綺麗だと思うものをたくさん詰め込んで、見ていて楽しいものにしたいと思って作りました」と語った。誰でも気軽に楽しめる、甘いノンアルコールをイメージした“風景画”を目指したという。

――風景画を描いた理由を教えてください。中でも天空をテーマにした理由は?
【banishment】私も普段、空を見ようとすることはなかなかありませんが、地下から地上に出た電車の窓越しに突然現れる景色など、ふとしたときの風景に惹かれることがあります。何かしらの演出を通して風景に出会うことの面白さを伝えたくて、そのアイデアの一つとしてグラスの中に映る景色を描こうと思いました。

――風景画をグラスの中に閉じ込めるアイデアは、どう発案されたのですか?
【banishment】たとえばマンハッタンに落ちる夕日をイメージしたと言われる「マンハッタン」など、実際のカクテルにもそれぞれテーマがあり、想像力によってより楽しむことができるという文化があります。なので「カクテルって素敵だな」というところから始まり、より想像力が湧き立つようにイラストで表現しようとしたことから作品が生まれました。

上下反転、雪を散らすなど、ファンタジー性を入れ込む「写実的なだけではダメ」

 カクテル画の一つ『水面の下の灯り』はマティーニグラスの中に、夕日で照らされた木々と、少しずつ光り出した夕方の星空の景色が描かれている。第一印象としては橙色と青色が2層になった「商品写真」の雰囲気を見せるが、よく見るとグラスの中の景色は上下が反転しており、グラスの周りには雪や星が散っており、イラストであることがわかる。

――ほかのカクテル画についても教えてください。
【banishment】『水面の下の灯り』というイラストは “少し大人っぽい感じの味、ジンのような辛いお酒”をイメージしています。この作品は自分が、あったらいいな、と思う想像から生まれました。実在した場合、飲むときには甘い夕日を口に含み、口の中で転がしながら少し渋い星空を流しこむように飲むと良いと思っています。グラスの景色を上下反転させた理由としては、「視点が集まりがちなところ」に一番見せたい夕日を描くための工夫です。

――カクテル内の風景にはモデルがあるのですか?
【banishment】すべてのイラストで風景のモデルはあります。実際に訪れた場所で感じたことを元に描いていくので、その場所の空気感などが表現できればいいなと思います。実は思い入れのある場所だったり個人的に印象的な景色だったりするので、少しノスタルジックな印象になるのかもしれません。

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