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ORICON NEWS
『スター・ウォーズ』インタビュー集
ビリー・ディー・ウィリアムズ&ヨーナス・スオタモ
ビリー・ディー・ウィリアムズ(以下、BDW)
僕らは一緒にミレニアム・ファルコンのコックピットにいる。
ヨーナス・スオタモ(以下、JS)
それは予告編で見られますね。
BDW
あの場面でちょっと会話を交わすんだ。あれは楽しかった。
――ランドはチューイーに会えてうれしいのでしょうか?
BDW
もちろんだよ。
――久々にミレニアムファルコンに再び乗って、どんな気分でしたか?
BDW
最高だったね。それに英雄的瞬間をチューイと分かち合えるのもすばらしかった。
JS
ランドがミレニアム・ファルコンを手放してから、いろいろ改造されているんだけど、ベースは変わっていないから、すぐにどこのスイッチを押せばいいのか、わかるんだ。
――今作に声がかかる前、ランドは今頃どうしているんだろうと思いをめぐらせたことはありましたか?
BDW
米ラスベガスのカジノ王と言われたスティーブ・ウィンのように、うまくやっているだろうと思っていたよ。
BDW
それについては言えないよ(笑)。
JS
今作は複数の“悪”が出てきて、レジスタンスに戦いを挑んでくる。そこが今までと違うところ。今作で、仲間たちが団結し、一緒に力を合わせるところが気に入っている。今作における善と悪のバトルは、本当にすごいんだよ。「スター・ウォーズ」は、ギャラクシーのすべてが細かいところまで考え尽くされていると同時にストーリー自体はシンプルなところが僕は大好きだ。
BDW
この映画の興味深さは、外でダークサイドと戦いつつ、自分の中に潜むダークな部分と内面でも戦っていることにあるんだ。
JS
そう、観客もそこに共感してくれると思うよ。とくにレイはほかのキャラクターにはない試練に直面するよね。
BDW
しーっ(黙れというポーズ)。
JS
(笑)。とにかく、みんなで一緒にアドベンチャーに出るというのは、驚きだったし、大きな満足を与えてくれることだった。それに今回はユーモアもあるんだよ。J.J.エイブラムス監督はそれがとても得意。そういうことをJ.J.と一緒にやるのもエキサイティングだった。ビリーと一緒にミレニアムファルコンに乗るのもまた、夢がかなったような体験でした。
――スカイウォーカー家の物語は、今作で完結するようですが、チューイとのつきあいはまだ続くと思っていますか?
JS
わからないな。この先について情報を漏らすことはしたくないし(笑)。でも、ウーキーはほかのクリーチャーより長く生きるんだよね(笑)。とにかく、僕を必要としてくれるなら、いつだってやるよ。僕は「スター・ウォーズ」が好きだし、ファンも好きだし、ストーリーも好き。チューイに息を吹き込むことも。そのチャンスをまたもらえたら、それはとても興味深い。キャシー(ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ)、ミシェル(『スカイウォーカーの夜明け』プロデューサーのミッシェル・レジャン)、それにルーカスフィルム、ディズニーは、大胆かつ優れたストーリーを語ってきた。自分が出るのかどうかはわからないが、この後も続くなら、僕は真っ先に観に行くよ。