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子どもに大ウケ、関西弁に麺類擬人化…ネットで反響シュール絵本

遅咲きの絵本作家、デビュー後も奈良ドリームランドでバイト

――デビュー作となった絵本は2001年の『おーいペンギンさーん』。そのとき先生はすでに45歳でした。

岡田よしたか 僕の絵を見た福音館書店の編集さんが声をかけてくださって、絵本を描いてみないかと誘われたのが始まり。小学生のころは手塚治虫さんみたいな漫画家になりたいと思っていましたが、絵を描いていた大学時代は絵本には関心ありませんでした。それが30歳ぐらいのときに保育所で仕事をやり始めて、絵本を読むようになって。とはいえ、絵本を描き始めても、2作目を出せたのはデビュー作から8年経ってからですので、絵本業界も大変だなぁと痛感しました。

――もちろん、すぐに絵本作家だけで食べられるようになったわけではない?

岡田よしたか そうですね。1作目の絵本を出した後も、今は閉園してしまった奈良ドリームランドでアルバイトをしていました。メンテナンス科の園内補修の仕事で、当時の時給が800円。2006年に閉鎖してしまい、その後どうしようかと思っていたんですけど、本も出すことができたし、たぶんイケるやろうと。妻も納得して、外に仕事を探しには行きませんでした。何年か、どうにもならなかったんですけどね(笑)。別に苦しいと思ったことはありません。

最新作は夏の人気者“そうめん”、「自分が楽しんで、それが子どもたちに伝わったら」

――最新作『そうめんソータロー』は、夏に人気者だったソータローが、季節が変わっても食べてもらおうと奮闘する物語。こちらも『うどんのうーやん』同様、絶妙な絵柄と関西弁で描かれています。岡田先生は、どんなところが見どころだと思われますか?

岡田よしたか う〜ん…、僕、これからスゴイ絵本作家になるとか、そういうのってないんですよ。

――そうなんですか(笑)

岡田よしたか 自分が楽しんで、それが子どもたちに伝わったらいいなぐらいで。だから、見どころと言っても…。あっ、今回登場する“そうめんの長老”は好きです(笑)。ちょっと見てほしいかな。これから夏に向けて、ぜひ子どもと一緒に読んでいただけたらうれしいですね。

(写真・文:今 泉)
『そうめんソータロー』
作・絵/岡田よしたか 企画 /ソーメン二郎
ポプラ社刊(発売中)
<ストーリー>
夏はどこに行っても大人気だったそうめんのソータロー。でも、秋から冬がやってくると、誰からも見向きもされなくなってしまう。ソータローは自分の居場所を探すべく、“そうめんの長老”に相談するが…。

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