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清原果耶インタビュー 特集ドラマ『マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜』
どんなにハードな現場でも「心はいつも躍っている」
清原この仕事をしている中で、私もうダメかもしれない、と壁にぶち当たることはありましたが、お芝居を嫌いになったことは一度もないです。その場では楽しいと思えないことがあっても、どこか心はいつも躍っている。躍っているという表現が正しいかどうかわかりませんが、今回の作品で戦争の悲惨さを擬似経験ができること自体、ありがたく、尊いことだと私は思います。女優の仕事をやめたいと思ったことはまだ一度もないですし、これからも誰かにとって意味のある作品と出会いたい。そう思うだけでわくわくします。これからも頑張って続けていきたいと思います。
あらすじ
地域で長年親しまれてきた駅前の小さな写真館が、平成の時代に入り、店をたたもうとしている。その店は、凛子 (岸惠子) と綾(渡辺美佐子)という2人の女性によって営まれてきた。だが綾が亡くなり、凛子はそろそろ潮時かと思い始めている。不動産会社員・門井(林遣都)は、ここぞとばかりに売却を説得する。そこに田宮 (伊東四朗) が訪ねて来る。彼は、現像機器のメンテナンスでこの店に通いながら、長年2人を支え続けてきた。そして田宮は密かな恋心を凛子に抱きつつけていた。
そこに一通の手紙が届く。昭和20年のマニラ空襲で亡くなったはずの、綾の弟からの手紙だった。フィリピン人社会に紛れ込み溶け込むことで生きてきた弟が綾の住所を探し出し、送ってきたのだ。凛子の胸に、あのルソン島の日々、そして、凛子と綾だけの秘密がよみがえってくる…。
地域で長年親しまれてきた駅前の小さな写真館が、平成の時代に入り、店をたたもうとしている。その店は、凛子 (岸惠子) と綾(渡辺美佐子)という2人の女性によって営まれてきた。だが綾が亡くなり、凛子はそろそろ潮時かと思い始めている。不動産会社員・門井(林遣都)は、ここぞとばかりに売却を説得する。そこに田宮 (伊東四朗) が訪ねて来る。彼は、現像機器のメンテナンスでこの店に通いながら、長年2人を支え続けてきた。そして田宮は密かな恋心を凛子に抱きつつけていた。
そこに一通の手紙が届く。昭和20年のマニラ空襲で亡くなったはずの、綾の弟からの手紙だった。フィリピン人社会に紛れ込み溶け込むことで生きてきた弟が綾の住所を探し出し、送ってきたのだ。凛子の胸に、あのルソン島の日々、そして、凛子と綾だけの秘密がよみがえってくる…。
清原現代パートの撮影現場を1日だけ見学させてもらったんですが、とても勉強になりました。また、現代パートも物語としてはいろいろあるのですが、おだやかで温かい時間が流れていて、ほっこりできました。
清原私ももっと日本について学ばないといけない、と気づかせてもらいました。多くの方、特に自分と同じ世代の方に戦争のことを知るきっかけになることを願っています。
特集ドラマ『マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜』
総合テレビ:8月8日 後10:00〜11:13
BSプレミアム:8月21日 後9:00〜10:29(拡大版)
BS4K:8月24日 後7:00〜8:29(拡大版)