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香取慎吾、国内初の個展で人生を謳歌「11歳の時からルーティーンのない日常を楽しんでいる」

 俳優でアーティストの香取慎吾が、3月から国内初の作品展『BOUM! BOUM! BOUM!(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾 NIPPON 初個展』を開催。昨年、フランス・パリのルーブル美術館で個展を開いたことでも話題となった。アーティストとして順調な滑り出しに、香取は「以前の自分に感謝」と語る。つねにルーティーンではない“非日常”を生き、人から注目されることが当たり前の香取。自らを「ここでしか生きていけない生き物」と言う真意とは?

個展は以前ともに仕事したスタッフと…「すごく感謝してます、以前の僕に」

――香取さんの国内初の個展が、3月15日から開催。音楽、アート、お芝居、ファッション、バラエティなど多彩な表現活動に携わる中で、頭の切り替えはどうやっていますか?
香取慎吾 うーん。考えてみると、何一つ切り替えていないかもしれない(笑)。僕にとってはどれもエンタテインメントなので、全部一緒です。例えば、パリでの個展が僕にとって初めてのアートの“個展”と呼べるものだったんですが、会場に行ったら「音楽が欲しいな」と思って、音楽を流したりして。個展を開く作業と、コンサートの演出をする作業とで、あまり違いを感じなかった。初めての個展なのに、いざ始めてみたら「やったことのあること」だったんです(笑)。

――今回は、本来は劇場である会場を使用しての個展ということで、すごく斬新なものになる予感がします。すべてをエンタテインメントに昇華できる香取さんの力が、アートとこの場所を結びつけたんでしょうか。
香取慎吾 いやいや(笑)。今回は、僕にとってもかなりの難問を突きつけられた感じです。自分発信で「ここでやりたい」と言って成立していることじゃなくて、お声がけいただいたから、できること。それを考えると、ちょっと変な言い方ですけど、以前の自分に感謝、ですね。声をかけてくださった人、参加してくださる人は、以前も一緒にお仕事をした人が多いんです。その時の僕がすごく嫌な奴だったら、また一緒に仕事をしてはくれなかったと思う。だから今は、すごく感謝してます、以前の僕に(笑)。

自分の想像を遥かに超える日常、「なんて楽しい人生だ!」

――ずっと前から個展をやるのが夢だったんですよね。
香取慎吾 はい。でも、この会場に下見に来た時に「おかしいな。今までいろんな美術館、いろんなアーティストの個展に足を運んで、“いつか自分がやるとしたら”ってイメージが色々湧いていたけれど、その中にこんな場所はなかった」って思った(笑)。毎回、僕の日常は自分の想像を遥かに超えてきますね。本当に、なんて楽しい人生だ!

――では、会場に立ったときにはどんなイメージが湧きましたか?
香取慎吾 すごく基本的な質問をしていました。「演者さんは何人使えますか?」「ダンサーさんは置けますか?」「フライングはできますか?」「ステージに、ポップアップの仕掛けは?」「動線はどうなっていますか?」と。出演者目線での質問ばかりしていたら、「いやいや、個展なんで」と言われて、その時初めて「じゃ、出演者はいないってことですね」という基本的なことに気づきました。よく皆さんから、「劇場で個展ってどういうことですか?」と聞かれるんですが、「いや、最初に僕自身がその疑問を持っています!」としか言えないです(笑)。

「11歳のときから、“注目される人生は不自由だ”という感覚を経験してきてない」

――さっきの「すべてはエンタテインメントにつながる」という発想からすると、この個展はどういう視点に寄って立って、作り上げていく感じになるんでしょうか。
香取慎吾 何ですかねぇ(少し考える)…“サプライズを仕掛けたい”とか、そんな大げさな発想はないですね。あるとしたら、日常の中の違和感を拾って、それをもっと面白くしていく感じです。普段の生活をしながら、「これがこうだったら」みたいなことをよく考えるので、その延長かもしれない。

――今、“日常”という言葉を使われましたが、香取さんに日常はあるんでしょうか。まるで、“歩く非日常”みたいに見えます(笑)。
香取慎吾 ええっ? 日常?(絶句)。

――何か、ルーティーンってあるんですか?
香取慎吾 ないですね。ないから僕の日常は面白い。今日もこんな日(取材会)だと思わずここに来ました。大きなプロジェクトが始まる前、たくさんの方の前で取材を受ける。それは仕事上でのルーティーンかもしれないけど、まさかこんな規模になると思って来てないから(笑)。11歳の時から、ルーティーンのない日常を楽しんでいるのかもしれないですね。

――普通の人が送っているような、ルーティーンのある生活への憧れはありますか?
香取慎吾 ないです(キッパリ)。

――死ぬほど寝たいとか、もう注目を浴びたくない、とか。
香取慎吾 本当に、ないです。僕が時々思うのは、何か別の経験を経て僕みたいな仕事を始める人たちは、なかなか大変だろうなということ。僕は、子どもの頃からここでしか生きてないから。人に見られたくない、注目される人生は不自由だ、という感覚を経験してきてない。むしろ、ここでしか生きていけない生き物なんだと思います(笑)。

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