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ORICON NEWS
若者が『ニコニコ超会議』に集まる心理とは? 来場者100人に聞いた
イベントの魅力は? 5割が「友人に会える」、依然“集まる場”として機能
回答者のコメントでは「現地集合のオフ会みたいな感じですね」、「私はコスプレがメインですけれど、主仲間にも会えて、コスプレでちやほやしてもらえて一石二鳥です(笑)」「ほかのイベントにはあまり行かないけれど、ニコ超ならではのバカらしいブースばかりなので行ってみようかという話になる」といった意見が。
また、2番目に多かった回答が、「友達ができる」(17名)。「毎回気づくと新しい友達ができている」と言った意見も多かった。『ニコニコ超会議』は、同じ属性の友人・趣味仲間で集まる良いきっかけとなっている模様。初回の2012年以来7年間、イベントコンセプト通り、“集まる場”として機能しているようだ
「目当てのコンテンツなし」が3割、しかし来場すること自体が目的に
ちなみに、「目当てのコンテンツがある」と答えた71名のうち人気だったものは次の通り(※複数回答)。コスプレ関係(32名)、踊ってみた(16名)、歌ってみた(12名)、ボーカロイド関係(9名)、出演者(9名)。ニコ動黎明期からの老舗ジャンルは今も安定した人気を誇っているようだ。
10代はリアル友達とコンテンツ目的、20代以降はネット仲間と交流目的
対して、20代・30代の大半が、ネット友達(趣味友達)と来場するパターンだった。コスプレ仲間と来場した20代女性は「社会人になるとリアル友達と予定を合わせづらくなる。趣味仲間はその点、逆に気を使わなくて楽です」と10代との交流スタイルの変化を語った。
10代でネット文化に触れて、ネット・SNSのコミュニティーを通して、趣味仲間が少しずつ増えていく。10代・20代で楽しみ方は異なるようだが、同じ趣味趣向の仲間で集まれるイベントが重宝される中で、ネットとリアルの垣根を超えるイベントとして、『ニコニコ超会議』は今なお若者に必要とされているようだ。
■普段ニコニコ動画を利用しているか
よく利用する:52名(うちプレミアム会員17名)
たまに利用する:41名
あまり利用しない:8名
■ニコニコ超会議の参加回数
初めて:28名
2回目:19名
3回目:37名
4回目:9名
5回目:4名
6回目:1名
7回目:4名
■誰と来ましたか?
リアルの友人:39名 ネット・SNSの友人:59名 恋人:4名
■目当てのコンテンツがありますか?
はい:71 いいえ:31
(うち人気回答)
コスプレ関係32
踊ってみた16
歌ってみた12
ボーカロイド関係9
出演者9
■ニコニコ超会議の魅力は?
友達と会える:47
友達が増える:15
コンテンツが豊富:14
お祭り感が楽しい:5
配信者など有名人に会える:4