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森山未來、踊りながらレーシングカーと競争!? 入魂のムービーが公開

 ダンサー・俳優として活躍中の森山未來が、モービル1のWebムービーの中で躍動感溢れるパフォーマンスを披露している。その内容も衝撃的で、“サーキットで踊りながらレーシングカーと競争する”というもの。オリジナリティかつエネルギーに満ちた映像にはどんなメッセージが込められているのだろうか。森山未來本人にその想いや、ダンスへの情熱について語ってもらった。

サーキットのスタート地点にレーシングカー2台と並ぶ森山未來。2台がスタートすると、森山はエネルギッシュで独創的なダンスを披露。スピード感溢れるレーシングカーの走りに対し、森山のダンスは優雅でしなやかだ。すると彼の血管が光り出し、全身からオイルがほとばしる。ゴール手前ではぼろぼろになりながら這いつくばり、最後は全てのエネルギーを放出したかのような恍惚とした表情を見せ、人差し指を天高く突き出してゴールを切る森山。
このムービーのコンセプトは“You are the 1.”。実際のサーキット場を使い、レーシングカーの走る横でダンスを繰り広げたと言う森山。どのようなイメージでダンスの創作をおこなったのか、ダンスへの想いと共に話を聞いた。

勝ち負けではなく、自分の中の“ナンバーワン”を追求する姿勢を表現したかった

――オリジナリティ溢れるムービーでしたが、今回のオファーを受けた時はどう思われましたか?
森山未來 サーキット場でのムービーということで勝ち負けを想像される方も多いと思いますが、今回のコンセプトは“You are the 1.”。これはどういう理由で1位とするかであって、ただナンバーワンを目指すのとは少し意味が違うんです。どんな風に走ってどんな形でゴールしたいのか、そういったことと向き合うことになるだろうという予感がしましたし、単純に1位を目指したり勝負に勝つこととは違う観点でこのテーマを捉えるというのは面白いなと思いました。

――今回はダンサーとしてのご出演だけでなく、演出や振付、衣装など制作面でも関わられたそうですが、どういったことを表現したいと思われたのでしょうか?
森山未來 企画段階から参加させて頂いたプロジェクトなので、僕からもいろいろなアイデアを提案させて頂きました。サーキット場で車と一緒にスタートを切るとはいえ、単純に速さを競争するわけではないので、やたらめったら走ってスピード感を出すのは違うのではないかと。エンジンオイルは車の潤滑油であって人間の体に例えると血液のようなものですよね。それを僕の体で表現したらどうだろうかと考えました。ただ速い動きをするのではなく、ある瞬間では凄く柔らかい動きをしてみるなど、車にとってのエンジンオイルの役割を僕の体で表現してみてはどうでしょうかと提案をして、身体のパーツとパーツを繋ぐようなニュアンスも意識しながらチャレンジさせて頂きました。
――実際のサーキットで撮影されたそうですが、印象に残ったことがあればお聞かせ頂けますか。
森山未來 最初はダンスから始まり、そのあと走ったり走らなかったり淡々と少しずつ進んでいって、自分は自分に合った方法で前に進んでいきます。最後は這いつくばったりもしながら自分の形でゴールしたのですが、完成したものを見たらスタートからゴール地点までドキュメント性が感じられてとても面白い映像になっていました。僕から提案させて頂いた“体からオイルが出る”場面もしっかりありましたしね(笑)。
――ダンスに関してはどんなところにこだわって踊られたのでしょうか?
森山未來 フロアワークと言われるダンスを部分的に入れさせて頂きました。エンジンオイルをイメージした時に、パキパキしたものや走るといったアクロバティックな動きではないなと思ったんです。柔らかくてダイナミックな動きというとやはりフロアワークが良いのではないかと。
――固いアスファルトの上で柔らかい動きを意識しながら踊るというのは非常に面白いですね。
森山未來 アスファルトは凄く固かったです(笑)。ただ、アスファルトの上だからこそ重力に抵抗しない動きというか、いかに重力や遠心力をうまく使って体を動かすかというメソッドを取り入れたりもしました。大地から何かを吸い上げて体を動かしているといったことをイメージしたというか。立つこと自体が重力への反発だったりしますし、立つことを諦めて四つん這いになったり寝そべってしまうことは、アスファルトの床に対するアンチテーゼでもある。そんなイメージもありました。

ダンスは自分を肉体的にも精神的にも“解放”してくれるもの

――森山さんは役者として評価されるだけではなく、ダンサーとして数多くのステージでパフォーマンスされていますが、何故ダンスを追求しようと思われたのでしょうか?
森山未來 ダンスに関わらず、体を動かすことはしゃべることよりももっと人間や生き物の根源的なものという気がするんです。だからこそ自分の体に耳を傾けることは凄く大事なことではないかと。最初にダンスを始めたのは5歳なので、当時はそんなこと意識していませんでしたけど、今までやってきた結果そう思うようになりました。身体を使うことは相手に何かを伝えるためのコミュニケーションツールでもあるので、身体をどういう風に空間に置いているかイメージできるかどうかも表現に直結してくるんです。
――森山さんにとってダンスは自己表現できる大事なツールでもあるということですよね。
森山未來 ダンスは精神的なものを昇華させてくれるというか、解放していくための体の動きでもあると思っています。人間社会にまとわりつく檻のようなものを、ダンスをしている瞬間だけ取っ払えるというか、ダンスが自身を解放する瞬間を与えてくれるんです。

――ダンスと芝居が相互に影響しあっていると感じることはありますか?
森山未來 もちろんあります。身体だけに限ったことではなく、日々のさまざまな鍛錬の中で表現の技術は生まれていくと思っていて、ダンスであれば、その積み重ねがあるからこそ別の作品に参加する際にも表現の選択肢は広がっていくような気がします。一度解放した体というのは心もついてくるので、例えば台本を読んでから何をチョイスしてどう表現するかと考える時にもアプローチが増えるんです。そういう意味ではダンスが芝居に影響を与えていると言ってもいいのかもしれません。

自分の心が動く瞬間を大事にしていきたい

――ダンスで人間の生命力を表現されていますが、森山さん自身を日々突き動かしているエネルギーの源とは?
森山未來 ひとつの場所にとどまることができないというか、放浪癖があるというか、それはもう僕の性のようなものですね(笑)。そういう意味ではエネルギーの源は“出会い”なのかなと思います。人でも物でも場所でも、何かに出会うことで突き動かされる。必ずしも大きな変化が必要なわけではなくて、ひとつひとつの出会いで少しずつ変わっていくのがいいなと思います。

――今後の目標のようなものはありますか?
森山未來 目標というか、自分がどう動いていくか、転がっていくかということに対しては能動的であっても次に何と出会うかに関しては受動的なので、常に柔軟でいたいですね。次に何が起こるかはわからないけど、“何かが起こる”ことは確信しているような感覚でしょうか。

――では最後に…ダンスで人間の生命力、エネルギーを表現されていますが、森山さんが生きる上で大事にしていることは?
森山未來 ゴール地点というか、最終的な目標を決めているわけではないですし、いま現在もこうなろうと思って何かをやってきたわけではないんです。でもひとつ言えるのは、日々の出会いの中で“感じる”ことはしっかりと意識して生きてきたと思います。これからも“心が動く瞬間”を、自分ならではの表現に発展させていけたらいいなと思います。


(文/奥村百恵 撮影/近藤誠司)

モービル1 Webムービー『You are the 1.』

■モービル1 オフィシャルサイト:http://www.emg-lube.jp/mobil1/ 

■森山未來オフィシャルサイト:http://www.miraimoriyama.com/
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