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『ズートピア2』世界的大ヒットの秘密を徹底解剖! 人気アーティストが続々参加! SNSで拡がる「Zoo」旋風

 多種多様な動物たちがまるで人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園“ズートピア”。個性的なキャラクターがユーモラスに演じる物語の中に、現代社会に通じる深いメッセージが秘められていることで全世界においてヒットを記録したディズニー映画『ズートピア』(2016年公開)の最新作『ズートピア2』が、子どもも大人も楽しめるアニメーションとして、さらなる世界的メガヒットを巻き起こしている。

映画『ズートピア2』、劇中歌「Zoo」ともに爆発的なヒットを記録

 その注目度は、コロンビア出身の世界的ポップ・ラテンの歌姫、シャキーラが歌う劇中歌「Zoo」にも波及。デジタルリリース直後から世界中のチャートを席巻し、映画公開から3ヶ月が経過した現在でも、YouTubeの人気MVグローバルチャート第5位となっている(3月1日週)。その「Zoo」をはじめ、現代ハリウッドを代表する映画音楽作曲家、マイケル・ジアッキーノによる同映画のスコアを収録した『ズートピア2』オリジナル・サウンドトラックのアルバムが、3月13日にCD発売される。
 『ズートピア2』は昨年11月26日にアメリカで公開され(日本公開は12月5日)、3月16日に発表される第98回アカデミー賞の長編アニメーション映画賞にノミネートされている。日本国内においても、洋画の中で公開9週目の週末興行収入ランキングでNo.1を獲得するなど、国内公開洋画での最長連続記録を更新中。3月5日時点で、国内興行収入は洋画映画としては14年の『アナと雪の女王』以来12年ぶりに大台150億円を突破し、社会現象を巻き起こした新海誠監督の映画『すずめの戸締り』超え(!)、国内興行収入154億5444万円、国内動員数1133万人を記録。全世界興行収入では『インサイド・ヘッド2』(24年公開)を抜き、洋画アニメーション&ディズニー&ピクサー・アニメーション史上歴代NO.1という偉業を達成するなど、名実ともに映画史に残る記録的ヒットとなっている

『Zoo 〜君がいるから〜』 From 『ズートピア2』/日本語版

『Zoo 〜君がいるから〜』 From 『ズートピア2』/日本語版

 そして映画のみならず、シャキーラが歌う劇中歌「Zoo」も人気が爆発中。映画公開後には、下記のように各種音楽チャートを席巻した。

・オリコン週間ストリーミング急上昇ランキング1位
(集計期間2025年12月8日〜14日)
・Billboard 急上昇チャート3位
・Spotify バイラルチャート1位
・Apple Music(サウンドトラックチャート)1位
・Instagram ミュージックスタンプ1位
・shazam 1位

 そして、遂にはあの大ヒット作品『アナと雪の女王2』を超え、ディズニー楽曲の国内ストリーミング再生史上最速で4600万回を突破(劇場公開日以降からの日数)。SNSでの全世界総再生回数はすでに161億回を超えており、国内でも7.5億回に到達するなど、特大バイラルヒットを記録している(以上、各記録はユニバーサル ミュージック調べ/3月4日時点)。

シャキーラ×エド×ブレイクの掛け算で生まれた「Zoo」

 なぜ劇中歌「Zoo」がここまで高い人気となっているのだろうか。まず挙げたいのは、シャキーラと“ズートピア”との親和性の高さだ。同映画ファンには説明の必要はないかもしれないが、シャキーラはガゼル役として映画にも出演。ガゼルは“ズートピア”におけるポップスターであり、多様性や共生、差別や偏見との闘い、そして「誰でも何にでもなれる」というメッセージを発する重要な役柄だ。このメッセージは映画そのもののテーマでもあり、ガゼルは主役ではないものの、映画を象徴する存在。これは現実世界におけるシャキーラそのものと言っても過言ではない。

 シャキーラは、デビュー時から社会的なメッセージを発し続け、エンパワーメントや、格差、子どもたちの教育問題、慈善活動にも積極的に取り組んでいることでも知られている。もちろん、音楽自体も世界的に評価が高く、ラテン音楽の要素をポップスに拡張させた独自性と、時代によってダンス・ポップやレゲトンなどの世界的なトレンドにナチュラルに順応していく時代性の両面を併せ持ち、4度のグラミー賞と11度のラテン・グラミー賞を受賞。また、2010年FIFAワールドカップ(南アフリカ大会)の公式ソングとして「Waka Waka (This Time For Africa)」が採用され大ヒットとなったほか、2020年開催の第54回スーパーボウルのハーフタイムショーにも出演するなど、大衆からも、音楽業界のプロたちからも支持される存在感は、まさに“ズートピア”のガゼルそのもの。事実、前作でシャキーラがガゼルを演じることになった際、ガゼルのキャラクターを彼女に寄せてイメージチェンジしたと言うほどだ(なおシャキーラは、前作でも劇中歌「Try Everything」を歌いヒットさせている)。
 こういったシャキーラと映画との親和性に加え、今回の劇中歌「Zoo」の作詞・作曲には、世界的アーティストのエド・シーランと、エドの最新アルバム『Play』を手がけたことで知られるシンガー・ソングライター兼プロデューサー、ブレイク・スラットキンが彼女とコラボレーション。いずれもメロディと語感を活かしたシンプルかつミニマルなトラックメイクを得意とするアーティストであり、そこに聴けばすぐ口ずさみたくなる“A ZOO OOH OOH”というキャッチーなリフレインと、低音の重心が低く、なおかつ高域の倍音が微かに歪むチェストボイス感が魅力的なシャキーラの歌声が重なるという、シャキーラ×エド×ブレイクの掛け算によって「Zoo」は生み出されたのだから、チャートを賑わしているのも至極納得。先に触れた同曲公式MVではシャキーラは、ガゼルや“ズートピア”の世界観にインスパイアされた姿でダンスを披露しており、YouTubeで公開されると約3ヶ月で1.7億回再生を記録した。

人気アーティストたちが多数の動画を投稿

 するとSNSでは「Zoo」を使い、主人公のジュディとニックのセルフィー動画のシーンを真似した、日本版声優陣の上戸彩や森川智之、下野紘、山田涼介、梅沢富美男、嶋政宏らの投稿がバズを起こすと、なにわ男子やTravis Japan、JO1、INI、さらにはTOMORROW X TOGETHERやTREASURE、&TEAMといったK-POPアーティストやボーイズグループ、アイドルグループなど人気アーティストたちがTikTokに多数の動画を投稿。さらに、ONE N' ONLYやAKB48山口結愛、LIL LEAGUE、ZEROBASEONEらがダンス動画を投稿しているほか、こっちのけんとは多重録音コーラスによる“一人アカペラ”で「Zoo」を歌った動画を披露し話題となるなど、さまざまな形の“愛のあるZoo遊び”で楽曲と映画のヒットにさらなる拍車をかけている。そうした現象を受けて、なんとシャキーラ本人から日本のファンに向けたスペシャル・コメント動画も到着。日本のファンへ、映画と楽曲のヒットの感謝を伝える内容になっており、こちらも必見だ。
 今回発売されるオリジナル・サウンドトラックのCDには、シャキーラの「Zoo」にプラスして、世界で唯一、劇中歌のローカライズ版制作が許可された日本だけとなる、ガゼル役の日本版声優を務めたDream Amiが歌う日本版プロモーションソング「Zoo 〜君がいるから〜」も併せて収録(“シャキーラ Featuring Dream Ami”と“Dream Ami”の2バージョン)。スコアに関しては、前作に引き続き、映画『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞とグラミー賞を受賞した作曲家、マイケル・ジアッキーノが手がけたスコアから、ボーナストラックを含めて23曲を収録。“ズートピア”の世界を音と歌でたっぷり楽しめる全26曲からなるオリジナル・サウンドトラック・アルバムとなっている。

 なお、CDの先着購入者特典として、ジュディ/ニック/ゲイリー/パウバートなど『ズートピア2』キャラクターが描かれた「キャラクターカード6枚セット」(ディズニー・ミュージック・エンポーリアム(外部サイト)限定特典)をはじめ、CDジャケット写真デザインのクリアファイルやステッカーといった店舗別特典も用意されているので、ファンのみならず特設サイトをぜひともチェックしてみてほしい。

文・布施雄一郎
  • 『ズートピア2』オリジナル・サウンドトラック

    『ズートピア2』オリジナル・サウンドトラック

■『ズートピア2』オリジナル・サウンドトラック特設ページ(外部サイト)
■『ディズニー・ミュージック・エンポーリアム』(外部サイト)
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