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世界三大ミュージカルを制した飯田洋輔がシンフォニックコンサートに登場 「生きる喜びが沸いてくるような歌をお届けします」

 世界三大ミュージカルと称される『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『キャッツ』をはじめ、数多くの傑作ミュージカルでメインキャストを務めてきた飯田洋輔。深みのあるバリトンボイスで観客を魅了してきた彼が、アーティストとして再び新たなステージを目指し、今夏、キャリア初となるシンフォニックコンサートを開催する。テーマは音楽用語で「堂々とした」という意味を表す『MAESTOSO(マエストーゾ)』。名作ミュージカルのナンバーを中心に多彩な楽曲を、総勢50名超のオーケストラの圧倒的な響きとともに届ける。

キャリア初となるシンフォニックコンサートを開催する飯田洋輔

キャリア初となるシンフォニックコンサートを開催する飯田洋輔

■藝大の同級生とタッグを組んで挑むシンフォニックコンサート

 東京藝術大学在学中に劇団四季の舞台で華々しくデビューを飾り、劇団の看板俳優として『美女と野獣』や『オペラ座の怪人』など数多くの名作ミュージカルのメインを張ってきた飯田洋輔。退団後も『レ・ミゼラブル』や『ジャージー・ボーイズ』など注目作への出演が続く彼が、フルオーケストラとの共演に挑む。

 「大学時代にクラシック音楽を学び、ミュージカル俳優としてさまざまな舞台に立ってきましたが、ソリストとしてフルオーケストラと共演するのは初めてです。僕の声がオーケストラとの融合によってどんな化学反応を見せるのかも楽しみですし、何より指揮を務める高井優希くんとの“初共演”に興奮しています」(飯田洋輔/以下同)

 『MAESTOSO』で演奏する東京フィルハーモニー交響楽団や大阪交響楽団をはじめ、国内外のオーケストラでコンダクターを務めてきた指揮者・高井優希は、飯田の藝大時代の同級生だ。

 「大学1年生の時、合唱の発表会の前に合宿があったのですが、合宿場所に行く道すがら、僕は高井くんにミュージカルの魅力をひたすら語っていたらしいんです。“らしい”というのは、先日高井くんが『こんな思い出話あったよね』と話してくれたからでして……。実のところ、僕は合唱の合宿があったことも覚えていないし、高井くんにそんな話をしたこともすっかり忘れていたのですが(笑)、彼がミュージカルに興味を持ったのは、その時の熱量の高い僕の話がきっかけだったそうです。その後、僕がミュージカルの同好会を立ちあげて『レ・ミゼラブル』の楽曲をガラコンサート形式で開催した際も、彼がオーケストラのメンバーを集めて、指揮を務めてくれました」

 それから20数年が経ち、お互いプロとなってからの初共演が実現する。

 「高井くんは『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート』をはじめ、いろいろなオーケストラで指揮を振っています。僕は影ながら彼の活躍を応援してきましたし、高井くんも僕の舞台を何度か見にきてくれたんです。ですから、シンフォニックコンサートの企画が立ちあがった際に、真っ先に高井くんの顔が浮かびました」

 コンサートのセットリストは目下検討中という。

 「1月半ばに高井くんに会って、僕からセットリストのたたき台を提示しました。これをもとに高井くんが培ってきたことや僕が経験してきたことを融合させて、意見交換をしっかりして、セットリストを決める予定です。最高のステージにしたいねと話しています」

 数あるミュージカル作品の中でも、イギリスを代表するミュージカル作曲家として知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーの楽曲には思い入れが強いと語る。

 「僕がミュージカル俳優を志したきっかけになった演目は『キャッツ』で、アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品です。劇団に所属していた時は『キャッツ』をはじめ、『ジーザス・クライスト=スーパースター』や『オペラ座の怪人』、それから彼の曲を集めたショーコンサートにも出演しました。アンドリュー・ロイド=ウェバーなしには僕のミュージカル史は語れません! 彼の楽曲はしっかり取り上げたいと考えています」

 2024年12月から25年の6月にかけて出演し、ジャン・バルジャン役で好評を得た『レ・ミゼラブル』の楽曲も歌う予定だ。

 「『レ・ミゼラブル』は劇団を退団後に初めて出演した演目。しかも、学生時代に高井くんが指揮をしてくれたコンサートでも『レ・ミゼラブル』の楽曲を歌ったんです。そんな高井くんとの思い出も含め、『レ・ミゼラブル』のナンバーは取り上げたいですね。主人公ジャン・バルジャンの楽曲はもちろん、その他アイコニックなナンバーにも挑戦できたらいいなと思っています」

 さらに、オーケストラの演奏によって迫力や華やかさが増すような楽曲を選曲したいと語る。

 「芝居をするわけではなくコンサートではあるのですが、曲のドラマや世界観が伝わるような歌をお届けしたいと考えています。劇団時代には歌う機会のなかった『CHESS』という演目の「Anthem」という曲は、ニューヨークでボイストレーナーの先生のレッスンを受けてからずっと歌っていきたい曲のひとつになった歌ですし、そのほか聴けば生きる喜びが沸いてくるような歌や明日も頑張ろうと思ってもらえるような曲を歌いたいですね。今のところ、どちらかというとクラシカルな演目で前向きな歌詞の楽曲を多めにピックアップしているかもしれません。そのうえで、壮大なオーケストラの演奏との共演によってプレミア感を味わっていただけるよう、しっかりと準備したいですね。『MAESTOSO』というテーマに沿って、ステージの最初から最後まで“荘厳”なイメージでコンサートを展開したいと思います!」

せいろ蒸しと阪神タイガースにパワーをもらい さまざまな仕事にチャレンジ

「知らない世界に踏み出していくことは怖くもあり楽しくもある」と語る飯田洋輔

「知らない世界に踏み出していくことは怖くもあり楽しくもある」と語る飯田洋輔

 ミュージカルの舞台はもちろん、ストレートプレイの『大地の子』やメディア出演等、バラエティに富んだ活動を展開している飯田に、ルーティンワークについて聞いた。

 「あえてルーティンワークは作らないようにしています。ルーティンが崩れたらパフォーマンスができなくなってしまうので常に自然体でいるように心がけていますね。健康法ということでもないのですが、最近ハマっているのはせいろ蒸しです。たまたませいろを購入して料理したら、野菜のおいしさに気づいたんです」

 からだと声のトレーニングはどうしているのだろう?

 「パーソナルトレーニングのジムに通って、けがをしない身体を作っています。昨年出演した『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役では人を背負う場面があったのですが、トレーニングのおかげで乗り越えられました。声のトレーニングは基本的に自主練ですが、去年はニューヨークのボイストレーニングの先生にもお世話になりました。解剖学的に発声の仕組みをアドバイスしてくださる先生で、ブロードウェイのスターを大勢指導している方です。ただ、英語と日本語でフレージングが変わってくるんですよね。やはり僕は日本人ですし、日本語の持つ奥ゆかしさを大事に、美しい日本語の音楽をお届けしたいと思っています」

 プライベートでは、阪神タイガースの大ファンという一面も持つ。

 「母親の影響で子どものころから阪神ファンで、いまは阪神甲子園球場の年間シート保持者です。小学生の時は、阪神グッズの筆箱に阪神グッズの鉛筆と消しゴムが入っていて、新庄剛志選手(現・北海道日本ハムファイターズ監督)の下敷きを使っていたのですが、当時の阪神は万年最下位。でもずっと応援していました。2023年の日本一はうれしかったですね。去年はリーグ優勝こそしましたが、日本一にはなれなかったのでまた頑張ってほしいです。優勝する時は現地で見届けたいと思います!」

 すべてのことに興味がわいてしまう性質だと自己分析する飯田は、「知らない世界に踏み出していくことは怖くもあり楽しくもある」と目を輝かせ、「さまざまな現場で誠心誠意力を尽くし、ひとつずついいものを積み上げていけば世界がつながっていく気がする」と語る。舞台に軸を置きながら、コンサートを開催したり映像作品に出演するなどして、ミュージカル俳優にとどまらず俳優として勝負していきたいと意欲を燃やす飯田が、この先どんな活躍を見せてくれるのか。堂々と前へ進む彼の今後に注目だ。

取材・文:森中要子
撮影:石阪大輔

飯田洋輔

飯田洋輔

■コンサート情報
『billboard classics YOSUKE IIDA Premium Symphonic Concert -MAESTOSO-』

【開催日時・会場】
東京:2026年7月3日(金)東京芸術劇場 コンサートホール 開場:17:30/開演:18:30
京都:2026年8月8日(土)京都コンサートホール 大ホール 開場:17:00/開演:18:00

【出演】
飯田洋輔
指揮:高井優希
管弦楽:東京=東京フィルハーモニー交響楽団/京都=大阪交響楽団

【編曲監修】
山下康介

■チケット情報
<料金>(全席指定・税込)
S席15,000円 ※完売
A席13,000円
B席11,000円
※京都B席について
会場の構造上、ステージ全体が見えにくく、十分な音響効果が得られない可能性があります。

各プレイガイドにて一般発売中
ローソンチケット(外部サイト)
チケットぴあ(外部サイト)
イープラス(外部サイト)

<チケット購入に際しての注意事項>
※未就学児入場不可
※枚数制限:おひとり様各公演1申し込み最大4枚まで
※車椅子をご利用のお客様はS席をご購入の上、下記お問合せ先までご連絡ください
※チケットはおひとり様1枚必要となります。チケットを紛失された方、または当日お忘れになった方はご入場できません
※チケット購入の際は、必ず公式サイトに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求めください
(ご来場のお客様へのお願い:https://billboard-cc.com/notice/)

■公演公式サイト(外部サイト)

主催:阪神コンテンツリンク(ビルボードジャパン)
後援:米国ビルボード、【東京】TOKYO FM、【京都】FM大阪

■公演に関するお問い合わせ
サンライズプロモーション 0570-00-3337(平日 12:00〜15:00/土日祝休)

【飯田洋輔 プロフィール】
飯田洋輔 Yosuke Iida
福井県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科在学中に2004年に劇団四季入団し、20年にわたり在籍。初舞台以降、数々のミュージカル作品で主要キャストを務め、重厚感ある声と豊かな表現力で圧倒的な存在感を放った。
2023年末の退団後に『レ・ミゼラブル』主演・ジャン・バルジャン役を務め、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』の“世界三大ミュージカル”と称される作品すべてで主要役を演じた、世界でも数人と言われる俳優の一人として名を連ねた。
現在は舞台を中心とした俳優活動の傍ら、音楽アーティストとしての活動の幅も広げ、2025年には初シングル「Departure Bell」をリリース。今般のオーケストラとのコンサートや、メディアへの出演など、幅広い分野で活動の幅を広げている。
福井県「ふくいブランド大使」および「越前ふるさと大使」としても活躍中。
■公式サイト(外部サイト)

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