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白石、西野、齋藤ら続々進出、乃木坂46からモデル起用多発の背景
他グループよりも強固な“清楚イメージ”で同性人気も獲得
起用されているファッション雑誌のジャンルもバラバラで、フェミニンなカワイイ系の『CanCam』(小学館)に松村沙友里。原宿系ファッションの『Zipper』(祥伝社)には、北野日菜子、ギャル系ファッションの『Popteen』(角川春樹事務所)に川後陽菜など層も厚い。
白石、齋藤、西野は人気雑誌の“専属”に
続いて抜擢されたのは、齋藤飛鳥。昨年7月発売のシングル『裸足でSummer』でセンターも経験した彼女は、アイドルファンの間では驚異的な小顔で知られ、15年秋には世界的ファッションブランド・ANNA SUI(アナ スイ)のアジア圏ビジュアルモデルに選ばれたほか、現在はファッション誌『sweet』のレギュラーモデルとしても活躍している。15年に『CUTiE』(宝島社・現在は休刊)の専属モデルとして活動していた当時のブログで「私が11thで選抜メンバーに入れたのは実力ではなく、CUTiEさんが見つけてくださったおかげだったと思っています」と心境をつづっており、モデル業が、アイドル活動にもフィードバックされ、好影響を与えていることが伺える。
モデル起用による同性人気の増加が写真集ヒットを後押し
白石、齋藤、西野は、3人とも2017年 上半期オリコン本ランキング写真集部門でベスト10位に入っており、ファッション誌のモデル起用による同性人気の増加も売り上げを後押ししている要因のひとつといえそうだ。
3月に行われた国内最大のファッションイベント『東京ガールズコレクション』では、乃木坂46“109福神”を結成し、自身プロデュースの洋服で登場して会場を湧かせた彼女たち。モデルとしての認知も高まっている。
そんな中、5月22日放送の乃木坂46の冠番組『NOGIBINGO!8』(日本テレビ系)では、3期生のメンバー全員が参加する、ファッション雑誌への登場をかけたモデルオーディション企画が行われた。審査員には『Soup.』(スープ)『mini』(宝島社)『Zipper』(祥伝社)の編集者が登場し、3期生のメンバーから6名がオファーを獲得した。6月以降にそれぞれの雑誌に登場することが決定。今後も白石、西野に続くファッション誌のモデルとして活躍するメンバーが、続々と乃木坂46から生まれそうだ。