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GW映画特集『笑える、泣ける、驚きがある――感情を揺さぶるイチオシ映画はこれ!』
“笑える”極上のエンターテインメント
もう少しマイルドに笑いたいなら、『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』がオススメ。B級グルメカーニバルに向かっていたしんのすけたちは、ひょんなことから“伝説のソース”を会場まで運ぶことになるが、B級グルメ撲滅を目論む“世界A級グルメ機構”の魔の手が迫り……。映画版の『クレヨンしんちゃん』は、テレビ版以上に大人が楽しめる極上のエンターテインメント!今回のテーマは流行りのB級グルメ、しかも川越シェフが本人役で登場するなど、誰もが楽しめること間違いなし!
“泣ける”感涙必至のヒューマンドラマ
フランス映画の『君と歩く世界』も再生の物語。水族館でシャチの調教師をしているステファニーはショーの最中に事故に遭い、両脚を失ってしまう。失意の底にいたステファニーを救ったのは、シングルファーザーのアリ。同情心から特別扱いをする者ばかりのなか、アリはステファニーを普通の女性として扱い、海のなかへと導いていく……。アカデミー賞女優のマリオン・コティヤールが両脚をなくした女性という難役を見事に演じている。ひとりの女性の挫折と再起を描いた感動の物語だ。
もう1本、『ペタル ダンス』も女性にオススメ。大学時代のクラスメイトが海に飛び込んだが一命をとりとめたという知らせを聞き、同級生たちが車で会いに行くというロードムービー。宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵の4人によるアンサンブルがすばらしい。女性たちの友情の物語に涙!
“驚きがある”未知の世界―― スリリングな展開も
同じく人気小説を映画化した『図書館戦争』は設定自体が驚きに満ちている。国家による厳しすぎる検閲で本が自由に読めなくなってしまった時代を舞台にしているのだ。図書館の自衛組織“図書隊”が国の“メディア良化隊”と全面衝突して銃撃戦を繰り広げるというスリリングな展開と、岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰ら図書隊員による恋愛模様が合体したエンタメ映画だ。
そして、『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』は、アーティストであるナオト・インティライミのアフリカ、南米、カリブ海への旅、ニューアルバムの制作、そして7月と12月のライブを追ったドキュメンタリー。ナオトがそれぞれの土地の人や音楽に触発されて曲を作っていくのを観ていると、彼の日本人離れしたポジティブな生き方、考え方に驚きつつも憧れる人は多いだろう。
ほかにも、世界的なアーティストの村上隆の初監督作『めめめのくらげ』、ジャッキー・チェン最後のアクション大作『ライジング・ドラゴン』など、驚きに溢れた注目作が目白押し!
笑って、泣いて、驚いて。GWは映画を楽しもう!
(文:岡 大)
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『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK・2013『HK/変態仮面』(C)2013「HENTAI KAMEN」製作委員会『図書館戦争』(C)“Library Wars” Movie Project『桜、ふたたびの加奈子』(C)2013「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会『君と歩く世界』(C)Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinema - Les Films du Fleuve Lunanime『ペタル ダンス』(C)2013「ペタル ダンス」製作委員会『舟を編む』(C)2013「舟を編む」製作委員会『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(C)2013「ナオト・インティライミ冒険記」製作委員会『旅立ちの島唄』(C)2012「旅立ちの島唄〜十五の春〜」製作委員会
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