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『HK/変態仮面』続編の特報映像!鈴木亮平が再びパンティかぶり柳楽優弥も参戦

 ほぼ全裸姿でパンティをかぶる姿が強烈なインパクトを残し、鈴木亮平の出世作ともなった映画『HK/変態仮面』(2013年)の続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が5月14日に公開される。続編決定に念願が叶ったという鈴木は「変態とは何だろう、パンティーとは何だろう。今回も自分自身と向き合い、精神面、身体面ともに極限まで突き詰めて演じさせていただいたつもりです」と真剣にコメント。また、前作ファンだったという柳楽優弥の参戦も発表された。

 同作は、『週刊少年ジャンプ』(集英社/1992〜1993年)に連載された漫画家・あんど慶周氏による伝説の人気コミック『究極!!変態仮面』が原作。2013年に、鈴木の主演、小栗旬の脚本協力、福田雄一監督により初の実写映画化が実現。日本では12館スタートの小規模公開ながら興行収入2億円のスマッシュヒットを記録。アジア、ヨーロッパなど13ヶ国で上映され話題を呼んでいた。

 前作公開時、鈴木と福田監督は「3部作の構想がある」と公言し、主要キャスト陣と再会の約束をしていたが、それが現実のものになった。今作でも、福田監督のもとに主人公・色丞狂介役の鈴木、ヒロイン・姫野愛子役の清水富美加のほか、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈、池田成志が再集結。新たに同級生・真琴正役に柳楽。さらに、水崎綾女、皆川猿時、新井浩文、やべきょうすけなど実力派キャスト陣が参戦している。

 今作のビジュアルも同時に公開されたが、世の中をざわつかせた変態仮面の下品ないでたちはもちろん変わらず。今作では“世界中からパンティが消える”という未曾有の危機が人類に襲いかかるなか、そんな危機に立ち向かう変態仮面は必殺技「地獄のタイトロープ」を前作よりレベルアップ。さらに前作では登場しなかった「変態秘技 苦悶蜘蛛地獄」など新たな必殺技も披露するという。

姫野愛子役の清水富美加、色丞狂介役の鈴木亮平、真琴正役の柳楽優弥

姫野愛子役の清水富美加、色丞狂介役の鈴木亮平、真琴正役の柳楽優弥

 ストイックな役作りで知られる鈴木は、今作でも徹底した体作りに取り組んでいる。「今回は大学生になったということで、前作よりも体を一回り大きくし、そしてアメリカのヒーローたちと並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しました。とにかく筋肉量を増やし、身体全体を大きくしました。現場で、専属のトレーニングパートナーについてもらい、筋トレ用テントも用意していただき、そこで撮影の合間にトレーニングをして、万全の態勢で撮影に臨みました。福田監督から『社交ダンスを習っておいてくれ』と言われたので、個人的に1ヶ月間レッスンを受け、ルンバの動きをアクションに取り入れました。ユラユラと腰が動く、今までに見たことがないような画期的なアクションになっています」と自信たっぷりに明かす。

 ヒロインながら、前作では体を張ってパンティを脱ぐシーンにも臨んだ清水は「3年ぶりに真面目で変態な狂介くんと、最高にクールで変態な変態仮面に会えて、気分はエクスタシーでした。鈴木亮平さんが今回も素敵です。世界からパンティが消えてしまうという大事件が起きますが、最後はパンティと愛の大切さを実感できる作品だと思います。私は今回もパンティを脱ぐのでしょうか。いやや」とコメントしている。

 一方、前作のファンだったという柳楽は「続編に参加できたのはとても嬉しかったです。変態仮面の、あの肉体を作り上げるのにはどれだけの労力がかかるのだろうと考えたら、ただただすごいなと感服しました。撮影中は真夏だった事もあり、代謝の良い僕はたくさん汗をかき、少しは体も絞れたと思います。ムロさんのアドリブに詰められました。ムロさんのアドリブもこの映画の見どころのひとつだと思います」と撮影現場の様子を明かす。

 そして、福田監督は“変態映画”に再集結した主要キャスト、新たに参加したキャストへの謝意を含め、今作への並々ならぬ想いを熱く語る。「その肉体美を作るために鈴木亮平は死ぬほどの思いをしたでしょう。彼は死ぬほどの思いをして変態をやっています。その想いを受け止めて共演者、スタッフ、みんな死ぬほどがんばって、変態を極めました。当映画は某スパイダーマンを多分に意識しているため、誰にも求められずとも『3』までは絶対に作ります!」と今作後のさらなる続編の製作も宣言した。

 撮影は、昨年8月に関東近郊、静岡県などで行われた。鈴木は、連日のハードなスケジュールの撮影の合間にもチューブなどの器具を使用してトレーニングを行い、変態仮面の肉体を維持し続けていた。

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