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ORICON NEWS
清水富美加 SPECIAL INTERVIEW 変態仮面を好きになってください!
現場は変態ぶりが予想を越えてました(笑)
【清水富美加】 まず、お父さんに「映画決まったよ」と報告して、「タイトルは?」と聞かれたから、「えっとね……」ってちょっと躊躇しつつ(笑)、「『変態仮面』っていうんだ」と。
――そうしたら?
【清水】 心配されました(笑)。「大丈夫か?けっこう露出するのか?」って(笑)。でも、「大丈夫!コメディ色が強いから、おもしろい感じになると思うよ」と話しました。
――富美加ちゃん自身は、最初に出演すると聞いたときは、どう思ったんでしょう?
【清水】 “何だソレは?”と(笑)。でも、原作の漫画を読ませていただいたら、敬意を込めてなんですけど、すごいくだらなくて(笑)。これは絶対おもしろくなるなと思いました。
――「あんなコトやこんなコトをやらされるんじゃないか?」と心配したりは?
【清水】 ありましたけど、実際に現場に入ったら、変態ぶりが予想を越えていました(笑)。
――じゃあ、『HK/変態仮面』の撮影でも、客観的に観たら引くようなシーンもあったり?
【清水】 私も最初は引くと思ったんですよ。だって変態仮面ってほとんど裸だし(笑)。仮面ライダーと違って、変態仮面は覆っているところがほとんどない(笑)。“何なんだコレは!?”って、入りにくさはありました。でも、私が演じる姫野愛子ちゃんは変態仮面が大好きな女の子だから。やっていくうちに、役としての気持ちが高まったんです。
“カッコイイなー”という気持ちが高まった
【清水】 一方で、変態仮面役の鈴木亮平さんが1年かけて鍛えて作った体を目の当たりにしたら、清水富美加的にも“カッコイイなー”という気持ちが高まりました。それが今、ひとつになってるんです。
――役を離れてイチ女性としても、裸でいい体でパンティかぶった男はOKと(笑)。
【清水】 OKです(笑)!最初はスタッフさんもみんな笑うんですよ。パンツかぶって、「隠すところ少な過ぎだろう」みたいな(笑)。でも、だんだん笑わなくなって、マジでカッコイイと思えてきます。撮影が3週間ぐらいあって、その間に私も変態になっちゃったのかもしれませんけど(笑)。
――もとからそういう資質があったのでは(笑)?
【清水】 変態気質はあったと思います(笑)。男の人の襟足は首にギリギリ付かないぐらいが最強とか、香水や芳香剤より洗濯物とかの生活感が漂う匂いが良いとか、自分が萌えるものは細かく追求するので。
――演じた愛子はお嬢様なんですよね。
【清水】 お嬢様で、みんなに「可愛い」といわれる人気者。“ザ・清純”という女の子です。
――富美加ちゃん自身のキャラとは違うようで(笑)。
【清水】 そこは自負しています(笑)。手の仕草とかも自分と全然違って、私はこうチョップを出す感じで振ったりしますけど、愛子ちゃんのときは両手をお腹のところで重ねたり、胸のところで結んだり。あまりに素の自分との差が激しくて、楽しかったです(笑)。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:片山よしお/ヘアメイク:木村ゆかこ/スタイリスト:渡邊とも子)
衣装協力店:rivet&surge スピンズ原宿1号店
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映画情報
HK/変態仮面
ドMの刑事とSM女王様の間に生まれた、紅游高校拳法部員の色丞狂介(しきじょうきょうすけ)は、同じクラスの転校生・姫野愛子に一目惚れをしてしまう。ある日、姫野愛子が銀行強盗に巻き込まれ人質に!
狂介は、覆面を被り変装して強盗を倒そうとするが間違えて女性用パンティを被ってしまう。その瞬間、経験した事のないエクスタシーを感じた狂介。これまで眠っていた父と母から受け継いだDNAによる変態の血が覚醒。人間の潜在能力が100%引き出された超人“変態仮面”に変身する。
登場すれば悪人に笑われ、助けた人には逃げられる。それでもパンティを被る事を止められない!絶対に賞讃されないヒーロー。それが変態仮面!!そう彼には、蜘蛛の力も、コウモリの力も強力な武器も必要ない。ただ愛する人のパンティがあればいい。
監督:福田雄一
出演者:鈴木亮平 清水富美加 ムロツヨシ 安田顕
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2013年4月13日(土)全国ロードショー (C)2013 「HENTAI KAMEN」製作委員会
関連リンク
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・映画予告編☆変態仮面&ヒロイン映像
・『HK/変態仮面』公式サイト