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佐野ひなこインタビュー「挫折しかけたこともあった… やり切ったあとの達成感と寂しさの涙」

グラビア界を席巻し、ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)のミサミサこと弥海砂役も話題を呼んだ佐野ひなこの初出演映画『探検隊の栄光』が公開される。昭和を思わせるテレビ番組で未確認生物を探す“探検隊”の紅一点のAD役。過酷を極めたロケ撮影のなかで、女優としてひと皮むけたようだ。

成長して乗り越えようとがんばったら…!?

――『探検隊の栄光』は演技以前に、いろいろ大変だったのでは?
佐野過酷でした。映画を観ていただいたらわかると思うんですけど、場所が場所だけに……。と言っても全部、関東近辺なんですけど(笑)。

――秘境に見えました。山とか川とか、どこがとくにキツかったですか?
佐野いやもう全部です(笑)。傾斜面が多くて、岩場もたくさんあって。なかでも洞窟かな。暗いし、足場が悪いし、上からしずくがポタポタ落ちてくるので。本番中にまぶたにしずくが落ちてきて、どうしようかと思いました。

――あのリュックも重いんですか?
佐野けっこう重量がありました。中身はそこまで入っていませんけど、私はAD役だったのでカメラマンの重い機材も持って、足場が悪い山道を歩くのは大変でした。
――もともとアウトドアで遊んだりは?
佐野まったくなかったです。水に浸かることもできなくて、海も嫌いなくらい。それが、この作品で本当に鍛えられました。いろいろな生き物に触れるようになったし、川にも入れるようになって。この夏は遊ぶのもアウトドア派になりました(笑)。

――映画でも川に入るシーンがありましたね。
佐野あそこもぬかるみすぎて足場が悪くて、川というよりドブでした。長く入っていると足が埋まっちゃって、靴が脱げて水が入ってきて、転びかけて手をついたこともありました。でも一番大変だったのは、ワニと格闘する(藤原)竜也さんだと思います。私は、水しぶきを上げてワニを回収するだけ。靴を履いていて申し訳ないと思いながら、川に入りました。

――確かに全編通じて、藤原竜也さんがここまで……と驚きました。
佐野竜也さんを筆頭に俳優陣の皆さんが過酷なことをやっているのに、私が文句なんか言えない。最初は虫が出るたびに、ひとりでキャーキャー騒いでいましたけど、「これはイカン」と思いました。ここは成長して乗り越えようとがんばったら、だんだん大丈夫になって。本当に免疫力が付きました。

バラエティ好きだからノリノリで(笑)

――ヘビのおもちゃを投げられて「キャーッ!」と叫ぶシーンもありましたが。
佐野あれは本当に知らなくて。木の上にヘビがいるのはわかっていたんです。でも、小澤(征悦)さんがあんな大量に投げてくるとは……。エンディングでその映像が流れるのを観るとおもしろいけど、あの山奥であんなのが落ちて来たら、たまったものじゃない(笑)。ガチでビックリしました。

――ひなこさんも劇中で藤原さんに「何かよくわからないけど焼けました」と、トカゲを食べさせていて。
佐野実際に私が炭火で焼きました。ゴキブリとかも。焼いていると、虫からヘンな液体がジワジワと出てくるんですよね。そういうのを間近で見られるようになった自分もすごいと思います。ちょっと前まで「触れない! ムリ!」と思っていたに(笑)。

――役柄的には、演じたADの赤田は番組作りを冷ややかに見ていて。
佐野監督さんに聞いたのは、本当は報道に行きたくて「なんでこんなやらせ満載のふざけたバラエティをやらなきゃいけないんだ!」と思っていると。そういう人はきっとこうするとか、指導を受けました。でも、勉強しようと思って、実際のバラエティの現場で女性ADさんをチラチラ見ていたんですけど、嫌々やっている感じの人はいなかったですね。
――赤田は藤原さん演じる隊長に「毎日くだらない撮影ばかり」とか愚痴っていました。
佐野ひとりだけ乗り気じゃなくて、ちょっと共感してもらえそうな隊長にグチを言いたくなる気持ちはわかります。でも、隊長もまさかの本当に熱い男だとわかって。赤田もバラエティが好きになっていく変化は、楽しんでやれました。

――ひなこさん自身は、ああいうバカバカしいことに熱中するスタッフが本当にいたら、どう思います?
佐野私はバラエティとか大好きなので、むしろノリノリで「クモに噛まれましたっ!!」とか言いたいです(笑)。実際に「よくそんな企画を思いつくな」って番組はありますよね。想像力や発想力がすごいと尊敬します。

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