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本田翼「女の子らしくしたい気持ちもある… 」

キラキラした青春映画が誕生した。
人気少女マンガを実写化した『アオハライド』。
恋に友情にストレートにぶつかっていくヒロイン・吉岡双葉を
本田翼が自然体で生き生きと演じて。
撮影の裏側や彼女自身の青春への想いを語ってもらった。

1ヶ月の泊まり込み撮影 共演者と青春を追体験

――本田さんはマンガ好きで、『アオハライド』の原作も読んでいたそうですね。
本田 もともと知っていて、すごく読み込んで映画のリハーサルに臨んだら、監督に「キャラっぽくしたくない。リアルさを出したい」と言われました。だから結局、原作は意識しないようにしましたけど、作品への思い入れは強かったです。

――三木孝浩監督は本田さんについて「じっとしていないところが双葉っぽい」とコメントしています。
本田 言葉で理解するタイプではないです。監督がいろいろ言ってくださると、私はすぐ「とりあえず1回やってみます」と。そういうところなのかな? だから、毎日一生懸命お芝居していれば、自然に双葉っぽくなるはずと思ってました。

――髪の長さはマンガの双葉に合わせたようで。
本田 20cmのエクステを付けて、けっこう気に入ってます。ふだんの私はボーイッシュなイメージですけど、それぐらい伸ばして女の子らしくしたい気持ちもあるので。

――高校生役は、まだ自然にいける感じですか?
本田 最初はちょっとテレくさかったのが、撮影が進んでいって、もうちょっとで終わるという頃には、制服を脱ぐのが悲しくなってきました(笑)。制服を着られるうちは、たくさん高校生の役をやりたいです。

――ふだんの感覚的にも、まだアオハル(青春)ですか?
本田 そうであってほしい(笑)。青春といえば疾走感……なのかな? 『アオハライド』の撮影は毎日キュッキュとやっていて、スピード感があったんですね。だから、すごく青春っぽかったです。みんなでトランプをやったりもしたし。

――富山で1ヶ月、泊まり込みで撮影したそうですが、共演者と仲良くなって?
本田 仲良かったです。最初は仲良くなるきっかけを私が作ろうと思いながら、なかなか作れないでいたら、東出くんが「連絡先を交換してグループのSNSを作ろう」と言ってくれて。そこからですね。みんなで夜ごはんを食べたり、白川郷に行ったり、ずっと一緒にいました。

――撮影していて、実際の高校時代を思い出したりもしました?
本田 私の高校時代はバイト三昧で、あまり重ならなくて。撮影で文化祭を経験できて、楽しかったです。

――友だちと5人で朝日を見るシーンもありました。
本田 あそこは朝日がまぶしすぎて目が開かなかったんですけど、みんな「目が開かなーい!」とか、ムダに大きな声で話していました(笑)。なんか叫びたくなったんです。いい景色すぎて。そういう感じも青春っぽいなと思いました。

感情がわかったから演技で悩みはなかった

――双葉について「いい子だな」と思ったシーンもありますか?
本田 たくさんあります。洸を好きになって、悠里とカブっちゃったとき、そのことをきちんと悠里に話したり。あとは、洸をすごく励まして後押ししたり。

――「洸を責めるヤツは私がぶっ飛ばす!」とか。
本田 そういうちょっと男勝りなところも素敵だなと思います。太陽みたいな女の子ですよね。

――そんな双葉を演じるうえで、課題だったことは?
本田 とくになかったです。監督とは相談しながら、ナチュラルにやっていました。

――双葉は内面では葛藤も抱えていたようですが。
本田 長崎から出てきた成海ちゃんに「どがんしても洸ちゃんが欲しい」と言われた後、ベッドでヘコんでいるところもありましたけど、その打ちのめされた気持ちもすごくわかりました。だから、演技で悩みはしなかったです。

――恋愛モノとして、キュンときたりもしました?
本田 洸はよく、不意打ちでドキッとすることを言ってきますからね(笑)。「俺のことが好きなの?」とか。それで「わっ!」となることはありました。冬馬とのシーンもそう。「吉岡さんの向いてる方が前向き」とか、ふだん絶対に言われないことを言ってくれるじゃないですか(笑)。キュンキュンしていました。

――青春ラブストーリーは演じるのも楽しいと。
本田 楽しいです! 今のうちしかできないし。

――さっき「青春とは疾走感」という話も出ましたが、走るシーンも多かったですね。
本田 多かったんですよ。ローファーを三足潰しました(笑)。大変だったなぁ。持道具さんもビックリしていました。「そんなにストックあったかな」って。

――何テイクも撮ったということですよね?
本田 全部合わせると50テイク以上あったと思います(笑)。私は他の作品でも走るシーンが多くて。最初は走り方がヘタクソだったけど、毎回直されたおかげで、見た目はきれいになってきたかな。でも毎テイク全力で走って、ヘトヘトになりました(笑)。

充実していた!? 今年やり残したこと…

――この映画の良さはやっぱり、青春感が溢れているところでしょうか?
本田 最近恋をしてない人は「恋をしたいな」という気持ちになると思いますし、女性には女の子同士の友情も見てもらいたいです。そこは社会人とかいろいろな世代の方に響くかな。洸とお母さんの関係は30代以上の方に「泣いた」と言われることが多くて。だから、本当にいろいろな世代の方に観ていただきたいです。冬に心が温かくなります。

――本田さんにとって12月というと?
本田 「みんな盛り上がってるな」というイメージです(笑)。私自身はクリスマスにも年末年始にもあまり思い入れがなくて。夜は酔っぱらった人が多くなるから「出歩かないようにしよう」とか、そんなことを考えちゃう(笑)。

――街はイルミネーションがきらびやかですが。
本田 そうですね。この前も六本木で仕事があったときにチラッと見て、「そんな季節か〜」と改めて思いつつ、さっさと家に帰って、温かいものを飲みながら、マンガを読んでいました(笑)。

――最近はどんなマンガがお気に入りなんですか?
本田 いろいろありますけど……東村アキコさんの『かくかくしかじか』です。東村さんの自伝的なマンガで、笑えるけどグッとくるところもあって。大人の方も楽しめそう。

――新年の目標とかは立てるタイプですか?
本田 取材とかで聞かれることも多いから、必然的に立てるようになりました。でも、来年の目標はまだ考え中。今年の目標は「春夏秋冬を楽しむこと」でした。それは花見をしたり、海外や沖縄に旅行に行ったり、フェスに行ったりして達成できました。あとはウインタースポーツができたら完璧ですけど、寒いから(笑)。

――充実した1年だったわけですね。
本田 『アオハライド』という大きな作品に出会えた年でもあるし、プライベートも楽しかったし。思い出深い1年だったかもしれません。

――やり残したことはなく?
本田 パスポートの更新をやり残していて、リアルにまずいです(笑)。あとは、気球に乗りたかったんですけど……。夢じゃないですか、気球って。シャボン玉みたいにフワフワ空を飛ぶ感じが。今年は乗れなかったので、来年こそぜひ!
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:鈴木一なり)

アオハライド

 中1の頃、お互いに淡い想いを抱きつつ、離ればなれになってしまった双葉(本田翼)と洸(東出昌大)。高2の春に再会するも、どこか人が変わってしまったような洸に双葉は戸惑う。だが、そっけない言動に隠された洸の優しさは昔のままだった。そんな洸に惹かれてしまう双葉。ふたりと仲良くなるクラスメイトの修子(新川優愛)と小湊(吉沢亮)と悠里(藤本泉)。双葉に好意を寄せる冬馬(千葉雄大)。双葉と洸の間に立ちはだかる唯(高畑充希)の存在。徐々に明らかになっていく空白の4年間に隠された洸の秘密。青春のやるせなさにもがきながらも、双葉と洸の恋が再び大きく動き出していく……。

監督:三木孝浩
出演:本田翼 東出昌大 新川優愛 吉沢亮 藤本泉
【公式サイト】(外部サイト)【予告編】(外部サイト)
2014年12月13日(土)全国東宝系にてロードショー
(C)2014映画「アオハライド」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

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