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ブラッド・ピット 来日イベントに密着☆独占動画インタビューも!

約1年ぶりの来日で東京・有楽町に現れ、週末の街を騒然とさせたブラッド・ピットに密着☆ ローガン・ラーマンとの男同士の熱い絆(愛!?)を感じさせる場面も目撃!!!! 製作総指揮&主演を務めた最新作『フューリー』から伝える熱いメッセージを語る動画インタビューを独占掲載! 撮影現場&撮り下ろし独占フォトも!!

来日密着☆ 会見で見せた男同士の熱い絆?愛?

 ブラッド・ピットが1年3ヶ月ぶり、10度目の来日をし、11月15日に記者会見、レッドカーペットイベント、ジャパンプレミア舞台挨拶に登場した。

 『フューリー』は、1945年の第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線を舞台に、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士たちを描く戦争アクション大作。ピットは脚本に惚れ込んで主演と製作総指揮を手がけた。

 この日は、昼から六本木のホテルで開催された記者会見にまずは出席。共演した若手俳優ローガン・ラーマンとともに会場に現れたピットは終始ご機嫌の様子で、「日本が大好きなんです。来るたびに驚きがあって、写真を撮っては子どもに送っています。今回も子どもたちから日本のおもちゃを買ってきてって頼まれているんだ」とリップ・サービス。

 マスコミからの質問にはジョークも交えて笑顔をみせながら、ラーマンのトークが長いと「通訳が大変だよ」とツッコむ一面も。しかし、作品についての想いを語るときはするどく光る真摯な眼差しを会場に向ける。

 アドリブだったという劇中の印象的なセリフ「理想は平和だが、現実は残酷だ」について聞かれると、そこに込めた熱い想いを明かした。

「リサーチで退役軍人の方にインタビューしたときに聞いた言葉です。映画で主張していることは、“ルールは野戦では通用しない”ということ。ラーマン演じる新人兵士は強い正義感を持っていますが、殺すか殺されるかの戦場では通用しない。冷血にならなければならない。私たちが大事にしているもの、理想としているものは、戦場では一瞬忘れなければ生き延びられない。世界がこうなるべきという理想や平和を誰もが考えるけれど、人類がここまで進化しているにも関わらず、世界中で争いは絶えていない。理不尽なことが起きている戦争の愚かさや矛盾を表した言葉です」

 会見最後のフォトセッションでは、ピットがラーマンを抱き寄せてキスする場面も見られ、タフな撮影を乗り越えて大作を完成させたふたりのなみなみならぬ男同士の強い絆(愛!?)を感じさせた。

ファンとセルフィー!500人の大歓声が響き渡った有楽町

 その後、有楽町マリオンで行われたレッドカーペットに登場したふたり。周囲には500人を超えるファンが集結し、ふたりが姿を現すと一帯が大歓声に包まれた。カーペットを歩き出したピットとラーマンは、気さくにファンのサインや握手に応じ、一緒に写真撮影も。ときにはファンのスマートフォンを自ら手にしての記念撮影も。ハリウッドスターのファンサービスはおなじみになりつつあるが、フレンドリーに触れ合う姿からは、ふたりが心からイベントを楽しんでいる様子がうかがえた。

 予定時間をオーバーして約90分間ほどの交流を楽しんだあと、その様子を観客がスクリーンの中継で見ていた舞台挨拶のステージへ。ピットは「(レッドカーペットで)セルフィーをたくさん撮りました(笑)。今回の作品は、1年をかけて一生懸命作りました。長く評価を得られる作品になることを願っています」。ラーマンは「ピットさんから多くのことを学びました。この作品を誇りに思っています」とメッセージを送った。

<独占!動画インタビュー> 戦場を実体験できるように追い込んだ

――戦場の過酷な現実をリアルな映像とともにシリアスに描き出す本作では、役作りのためにブートキャンプに参加したそうですね。
ピット 1週間ほど参加しました。実際に訓練している兵士たちからしたら、1週間なんてほんの一瞬だと思うんだけどね。それでも毎朝5時起床の本格的なトレーニングで、フィジカルトレーニングを2時間、その後に講義、労働、障害物トレーニングなどが夕方まで。飯は冷たいし、雨のなか屋外で寝たり、夜中に起きて見張り役をやったりも。とにかく全力投球だった。

 訓練は皆を追い込み、戦場がどんな感じだったのか少しでも実体験できるように組み立てられていたし、最悪の状況のなかで士気を奮い立たせるようにできていて、なかなかおもしろかった。訓練のおかげで固い絆ができたし、いい勉強になったよ。チームでもお互いの弱点が分かるようになったので、補完し合えるようになったね。みんなが大好きになった。訓練を終えるころには俳優といえども戦車を操縦できるようになっていて。ただ、映画会社は保険が大変で、気が気でなかっただろうけどね。

――実際に戦場に立った兵士たちとお話をされて感じたことは?
ピット 服役軍人の皆と話ができて、彼らや彼らの家族が払った犠牲に対して本当に理解が深まった。第二次世界大戦に限らず、それまでの戦争もそれ以降の戦争も軍人たちやその家族は多大なる犠牲を払っている。

――演じた“ウォーダディ”について。
ピット 乗員たちの命を預かっている車長であり、責任者。戦車のオペレーション全般をみて、皆の士気を高めなければならない。また小隊の司令官でもあるので他の4輌の戦車にも指令を出さなければならず、交戦する際のナビゲーションも戦略的に考えていかなくてはならない。敵との距離も図り、どこに脅威が潜むかも見定めなければならない。全てが彼の判断に委ねられるんだ。だから乗員たちの信頼を勝ち得なければならないし、自分自身でも確信がなければならない。仲間を守るために、常に気丈にふるまうチームリーダーだね。

フューリー

 1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディ(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。
 やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていく……。

製作総指揮:ブラッド・ピット
脚本・監督:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ ローガン・ラーマン マイケル・ペーニャ ジョン・バーンサル
【公式サイト】(外部サイト)【メイキング映像】(外部サイト)
11月28日(金)全国公開(C)Norman Licensing, LLC 2014

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