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川口春奈 SPECIAL INTERVIEW 大切な相手がいるともっとがんばれる!!
夢を追いかけているのは自分も同じ
【川口】 ですね。夢を追いかけているのは自分も同じ。しかも、映画の田中と甲本は、しがみついて、くらいついて、家族のために、守る人のために必死でがんばらなくてはならなくて……。そういう姿、とくに小出さん(甲本)のお芝居は胸に刺さりました。
──ちなみに、一番泣いたシーンはどこですか?
【川口】 伊藤さん(田中)があるモノを必死になって探すシーンとか、実は甲本はこう思っていたんだと、甲本の気持ちを知ってからの田中の言動はグッときましたね。
──そんな田中と甲本を陰ながら支え続ける久美(長澤まさみ)や麻衣子(木村文乃)の献身的な愛にもグッとさせられると思うんですが、同じ女性として、川口さんはどんな感想を持ちましたか?
【川口】 素敵でしたよね。久美さんや麻衣子さんみたいな女性がいるからこそ、田中と甲本も必死でがんばれたんだなって思います。がんばるのは自分自身のためであるとは思うけれど、大切な相手がいると人はもっとがんばることができるんだなって。夢を追いかけている人って男女問わず素敵ですよね。
──続いて、この映画の核となっている交換日記について。現在は携帯やメールが主流ですが、川口さん自身は、交換日記をしたことはある?
【川口】 あります!小学生の頃、クラスで交換日記をしていたんです。なので、懐かしいなぁって思ったし、またやりたいって思いましたね。私、書くことが好きで、手紙を書くのももらうのも好き。口ではなかなか伝えにくいことも、文字にすると伝えられます。だから、手書きっていいなって。
そんな自分が最近は好きなんです(笑)
【川口】 そうですね、家族でやるのもいいですよね。仕事が忙しいと一緒に過ごす時間もなかったりするので、交換日記があったらいいかも!
──それ、いいですね!では、今始めたいと思っていることは何?
【川口】 銭湯とかサウナにハマっています。知り合いの方に連れて行ってもらったのがきっかけなんですが、その時、初めてアカスリをして、サウナにも入って行く前は、サウナはそんなに(頻繁に)行くものじゃないよね……と思っていたけれど、今では2日おきとかに行ったりすることもあります(笑)。
──なぜ、そこまでハマッたと思う?
【川口】 サウナのなかって、無になれるんですよね。何も持ち込むことができないから、必然と無になるしかなくて、自分と向き合う時間になっているんです。私、以前はじっとしていられない子だったんですが、サウナではじっとして落ち着いていられる(笑)。そんな自分が最近は好きなんです。
──無になれる場所って必用ですよね。ほかには?
【川口】 スキューバダイビングの資格を取りたいんです!もともと実家が海に囲まれていたので、海は身近な存在で大好き。でも、行けるのなら沖縄の海に行きたいですね。あと、最近は映画もたくさん観るようになりました。自分の知らない名作がたくさんあるので、現場で監督さんとかに「何がおもしろいですか?」「どんな作品を観たらいいですか?」って聞いて、いろんな映画に触れるようにしています。
(文:新谷里映/撮り下ろし写真:片山よしお)
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関連リンク
・[INTERVIEW II]そんな自分が最近は好き
・『ボクたちの交換日記』映画公式サイト