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2015-06-23

今夏、最大にして最高の事件――ついにアイツが“アイルビーバック!”

ターミネーター:新起動/ジェニシス
今夏、最大にして最高の事件――
ついにアイツが“アイルビーバック!”

今夏の大作激突のなかでも幅広い世代からの注目度No.1といえば、間違いなく『ターミネーター:新起動/ジェニシス』! SFアクション映画のレジェンドであり、誰もを熱狂させた、あのシュワルツェネッガー“ターミネーター”が12年ぶりに、新たに、帰ってくる!! 年を取るサイボーグという斬新な設定のもと繰り広げられる、人間でも機械でもない最新最驚の敵との時空を超えた戦い――“審判の日”は果たして!?
そんな同作の注目ポイントをいち早く激アツでピックアップ! さらに――作品に惹きつけられた(!?)ヒャダインがクリエイター目線で新たなターミネーターを読み解く!!! ジェームズ・キャメロン特別映像が到着!
映画界、最高にして最大のトピック!SFアクションの金字塔が新起動!!
今作ではサラ・コナーの守護神的な存在になるT-800[アーノルド・シュワルツェネッガー]
若き日のサラ・コナー。たくましい女戦士へと成長する、後の人類抵抗軍のリーダー(ジョン・コナーの母)[エミリア・クラーク]
サラ・コナーを救うために志願して未来から過去へ送り込まれる人類抵抗軍の兵士、カイル・リース[ジェイ・コートニー]

 完成作をイチ早く観て「ルネッサーンス!」と、あの生みの親ジェームズ・キャメロン監督が髭男爵のような激奨コメントをブチかましたというシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が、いよいよ7月10日に公開だよ!「本作は私にとっては『ターミネーター』の3作目だ!」(キャメロン)って、何本かの過去作(もうおわかりですね!)がどっかにいっちゃったほど興奮気味のキャメロン監督だが、SFアクション映画の金字塔として今現在も世界中の映画ファンを魅了し続ける伝説シリーズ最新作の“新起動”は、軽く見積もっても今夏映画界、最大にして最高の事件だわ! いや、これから始まる2015年洋画超大作祭りの中で“スルー厳禁作!”と断言しても差し支えない!

そもそも、この『ターミネーター』シリーズ、お初の人向けに超ザザッと説明すると、第1作『ターミネーター』は、当時弱冠30歳(衝撃の若さ!)のキャメロンが監督・脚本を手がけ、近未来を舞台に機械と人類が起こす最終戦争をめぐって、軍事用コンピュータ“スカイネット”が放った未来からの刺客ターミネーターと、やがて人類の救世主となるジョン・コナーを授かることになる母親サラの死闘を描いた、SFアクションシリーズだ。

このターミネーター役にボディビルダー出身のアーノルド・シュワルツェネッガーを起用して、これが世界中でメガヒット! 以後3本の続編とテレビシリーズも製作され、シリーズ全世界累計興行収入1680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を記録するなど、SFアクション映画の金字塔として君臨しているのだ! そのターミネーターの名セリフが、“アイルビーバック”。シュワルツェネッガーもメディアに出るたびに、自分の言葉のように使いまくっている。最近じゃ、シリーズとまったく関係ない作品でも乱発していたので、観たことある人もいるでしょう。

“アイルビーバック”初心者も問題なし!! 胸アツドラマにきっと泣くはず!
未来の運命を握るサラ・コナーとT-800ターミネーターが共闘する
未来の人類抵抗軍を率いる人類の救世主、ジョン・コナー(サラの息子)[ジェイソン・クラーク]
新旧シュワ型ターミネーター、夢の対決も
人類とT-800ターミネーターを執拗に追いかける、液体金属型のターミネーター、T-1000[イ・ビョンホン]

 そして2015年夏、ついにアイツが“アイルビーバック”ってわけ! 今作の注目ポイントは、まずストーリー&世界観的な点でいうと、“過去のシリーズを踏まえて、第1作『ターミネーター』、第2作『ターミネーター2』に敬意を払った、新たなストーリー”ということ。T-800、T-1000など、映画ファンが興奮したキャラクターを今回も総登場させて、新たなタイムラインのストーリーを創造しているから、シリーズのファンはもちろん、新たに広がった『ターミネーター』の世界を楽しめ、初めて“アイルビーバック”を経験する若い世代も、まったく問題なく新しいドラマとして理解できる。

“スカイネット”が進化した、人工知能“ジェニシス”の反乱による人類滅亡の“審判の日”を阻止するため、未来の運命を握るひとりの女性サラ・コナーとT-800ターミネーターが共闘するという。新旧T-800ターミネーターの直接対決や、人間でも機械でもない最新型ターミネーターT-3000が突如現れ――という驚きの連続が待ち受ける。

それにしても、人間でも機械でもないとか、年を取るターミネーターって、どういうことよ!? この点、往年のファンにとっては、ドキドキの展開! 単なる焼き直しではない、キャメロン監督が満点を出すほどのチャレンジなわけで、もはや期待しかねえ! そして、殺人マシンであるはずのシュワちゃん演じるT-800が、サラ・コナーを幼少の頃から育て、人類が希望を託す戦士に育てあげているという。そんな父と娘のような関係――まるでリュック・ベッソン監督の人気作、『レオン』じゃねえか! 今作はまだ観てないけど、きっとラストは泣くに決まっている!

何よりも『ターミネーター:新起動/ジェニシス』を、もっとシンプルなトコロで応援したい理由には、あれだけ“アイルビーバック”と連呼していたシュワちゃん本人が“アイルビーバック”したこと! 2011年にカリフォルニア州知事を辞め、映画界に“アイルビーバック”した後は、『エクスペンダブルズ』シリーズで様子をうかがい、『ラストスタンド』『大脱出』『サボタージュ』でワークアウトがてらのウォミーングアップ。完全に体が仕上がったところで、自分がかつて打ち立てたSFアクション映画の金字塔に万全の準備で臨み、そして期待に見事に応えた!

世間が最も期待する映画シリーズであることは明白なだけに、これから始まる2015年洋画超大作祭りのなかで“スルー厳禁作!”になるわけだよ!

激ヤバなアクションに期待!これほど最新作が待たれたシリーズはない!!!
今作のメガホンをとったアラン・テイラー監督
激しいアクションシーンもこなして健在ぶりをアピールしたシュワルツェネッガー(メイキング写真)

 ともあれ、キャメロン監督本人が「1、2作目をリスペクトしたつくりだ。(中略)ターミネーターは史上最強の悪役から、2作目で理想の父親像となった。期待を遥かに超える展開と予想外のどんでん返しだ! 『ターミネーター』シリーズのファンは必見の作品!」と前のめりになっているように、T-800とサラ・コナーのくだりだけでなく、今まで以上にグッとくる胸熱の人間ドラマも複数待っていることは確実だ! もしかするとT-800が、あの『ベイマックス』みたいに戦うときは異様に強いけれど、心があって、温かみのあるロボットになっているかもしれないぞ。ちょっと、そういう気配がするよな!

肝心のアクション面的な期待値でも、高校時代に“ターミネーター”と呼ばれていたらしいイ・ビョンホンが液体金属T-1000として大暴れしている映像をチラッと観ただけで、これだけで、すでに傑作確定の予感でまったく心配ナシ! ビョンホンのアクションの腕前は『G.I.ジョー』シリーズなどのストームシャドー役でおなじみなわけで、そのクオリティーは誰だって知っているところ! そのほか、近未来での大迫力のバトル祭りや、謎の存在T-3000との攻防戦など、まだまだとっておきの激ヤバアクションがあるんだとか! 第1作公開から30年、往年の映画ファンにとってこれほど最新作が待たれたシリーズもないわけで、そして新しい世代に受け継ぎたいシリーズといってもまったく過言ではない『ターミネーター』シリーズの集大成!

2015年はハリウッド大作の続編が続く流れだが、その本命中の大本命、もはや期待しかない『ターミネーター:新起動/ジェニシス』! 早めに夏休み取って映画館へ急行だ!

(文:鴇田 崇)

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アーノルド・シュワルツェネッガー ターミネーター:新起動/ジェニシス
未来を取り戻せ――。《絶対に守る》とプログラムされたターミネーターは、人類の救世主になれるのか――?


 自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。その“審判の日”が目前に迫っていた。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。

運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナーと、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター。人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、T-800ターミネーターはサラを守り抜き“審判の日”を止めることが出来るのか。

ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在──最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は? 未来を取り戻すための、〈時空を超えた〉ふたりの戦いの行方は?そして、人類の救世主は一体誰なのか?

監督:アラン・テイラー
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー ジェイソン・クラーク エミリア・クラーク ジェイ・コートニー 
J・K・シモンズ マット・スミス イ・ビョンホン
7月10日(金)全国ロードショー

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