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沢尻エリカ『アンチでも認めざるを得ない卓越した演技力』
アンチでも認めざるを得ない卓越した演技力
その振舞いから「エリカ様」「女王様」と一部メディアが呼称し、すっかりヒールキャラが定着してしまった沢尻。そのキャラクターをいい意味で引きずる形で公開された主演映画『へルタースケルター』(2012年)では、大胆なヌード姿を披露し世間の注目を集め、作品自体も大ヒットを記録。お腹が空いたら不機嫌になり、沢尻エリカになってしまうという本人出演の『スニッカーズ』(11年)のCMでも、自身のヒールキャラを逆手に取ったコミカルな演技を披露、その“たくましさ”と“したたかさ”を印象付けた。
一方、昨年放送されたSPドラマ『時計屋の娘』(TBS系)では、それまでの強い女のイメージから一変し、ナチュラルさを前面に出した素朴なヒロインを好演し、こちらも高視聴率を記録。元々、映画『パッチギ!』(2005年)や初主演ドラマ『1リットルの涙』(2005年 フジテレビ系)などで、その演技力は高く評価されていただけに同作でも女優としてのふり幅の広さを改めて見せつけた。
“スキャンダラスすら自身の糧に”
“スキャンダラスすら自身の糧に”というそのスタンスは、昭和の時代を駆け抜けた女優たちを想起させるし、作品でヌードになるという決断も、昨今の品行方正さがウリの若手女優陣の中では特異な存在に映るだろう。だが、常に話題を振りまく彼女が、シンパからもアンチからも常に興味の対象であり続けているのは、紛れもない事実なのだ。
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