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古谷徹(アムロ・レイ)、キャリア50年超えて「理想の自分を追いかけ続ける」

アムロが語る『ガンダム』とは

1979年にテレビ放送が開始されて以来、38年間で20シリーズ以上も展開される人気作品となったガンダム。

「ガンダムという作品は、近未来に人類がもしかしたら直面するかもしれないというリアルなストーリーであり、未来を先取りできるという大きな魅力がありますよね。後はキャラクターがみんな個性的ですよね。しかも、アニメなのに“ああいうおじさんいるよな”って共感できるリアルなキャラクターがたくさん出てくるんですよ。

それとメカの魅力ですよね。MS(モビルスーツ)、スペースコロニー、軍の巨大戦艦。リアルな設定があって、男の子がワクワクするような夢やロマンがたくさんつまっています。そして、アニメながら “何故人は争うのか”“何故戦争をやめられないのか”といった現実社会の縮図みたいなテーマで展開する物語も魅力です。創作作品でありながら、歴史モノであり、ドキュメンタリーを見ているような要素もあります」

「アムロが愛されるのは成長していくところじゃないでしょうか。戦争という極限の状況で追い詰められた中で成長していくっていう魅力ですよね。僕が一番好きなアムロのセリフは、ブライトに殴られた後のフラウ・ボゥへの一言『悔しいけれど僕は男なんだな』。幼馴染のフラウ・ボウを守るためにもう一度命がけで戦場に向かうんです。あの瞬間に、少年から男になったんですよね。
ニュータイプという設定もとても夢があって、そこがガンダムの中でも希望になっている。宇宙の無重力の世界の中で生活をしていると脳が解放されて…というきちんとした設定があるわけじゃないですか? そういうことがしっかり描かれている。何故そういう新人類が出てくるのかっていうところまで描かれる。その辺りも見事ですよね」

長いことニュータイプであるアムロを演じてきた古谷自身も“覚醒”した瞬間があったという。

「昔、テレビのファーストガンダムを演じていた時、アムロがニュータイプである設定を知らされる前に、額にイナズマみたいなものが光るのを見つけたんです。あれは何ですか?と富野由悠季監督に聞いたら「見つけちゃいましたか」と言われまして。アムロ自身が意識してなかったから、それを演じる僕にもあえて説明しなかったんだと思うんです。それを表現するときに、映像を見ずに本番で【今だ!】と思って台詞をしゃべったらピタリと合ったんです。自分も覚醒したのかと思いましたが、2回目からは失敗しました(笑)」

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