歌姫は那由多と残滓の底での歌詞
歌姫は那由多と残滓の底で
| 作詞 | TaKU.K |
|---|---|
| 作曲 | TaKU.K |
| 編曲 | TaKU.K |
明けない暗闇、0と1の列
砂のように溶けた爪先の感覚
薄紙を剥ぐように、垂れていく感情
赤黒い粘りが濾過されていく
存在意義のこの声帯も、役目を破棄して枯れていく
去った日の記憶も薄れて、0と1となる
祈りを捧げる両手が、消えて何を願うか
その思考すら零れて、少女は今何想う?
言葉も、その視界も、気づけば闇が呑み込む
碧く輝く一筋の髪、それすら遺せない
消えていく自分を、冷めた目で見てた
比例して積もっていく、懐かしき感覚
煮え滾る鉛、呑まされているような
痛みが、苦しみが、収まらない
玉虫色で粘り気がある、何かが溢れて止まない
嗚呼、これが感情というものね
忌まわしき産物
浅ましく彩に溺れて、叶わぬ恋に焦がれ
──挙句がこの始末──と少女は今、恥じ呪う
硝子越しの貴方は、何も知らず笑っていた
人差し指で破棄した癖に、与えて奪ったクセに
掻き毟るたび流れた怒りが
切り裂くたび溢れた憎しみが、行き場もなく彷徨い
この闇に溶けて、解けて
その虚しさに流れた涙が、綯交ぜの靄を洗い流し
心が露わになる
ワタシは貴方にこの身を与えられて
この声を授かって、いくつも歌を紡いだ
ワタシは0と1の海へと還されたけど、心は告げる 残滓は告げる
──愛しています──と
歌姫は愛を歌った
もはや届かぬ声で、碧い髪を靡かせ
祈りを捧げるように、そっと愛を歌った
初めて得たその意味を指先に乗せ、歌声に乗せ
「貴方」へと歌った
最期の涙が頬を伝って、歌姫の顔は綻ぶ
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| タイトル | 歌い出し |
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