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アントニオ・バンデラスが「ニャー!」とおどけて『第64回カンヌ映画祭』開幕

 フランス時間の11日、『第64回カンヌ映画祭』が開幕し、ドリームワークスの新作アニメ映画『長ぐつをはいたネコ(原題:Puss in Boots)』のフッテージ上映とプレゼンテーションが行われた。『シュレック』シリーズの人気キャラクター、“長ぐつをはいたネコ”を主人公にした物語で、声優を務めるアントニオ・バンデラス、メキシコ出身の女優サルマ・ハエック、クリス・ミラー監督が登場。巨大な“長ぐつ”がそびえ立つレッドカーペットでバンデラスは「ニャー!」とおどけてみせ、各国から訪れた映画人たちの大爆笑を誘っていた。

3Dアニメーション映画『長ぐつをはいたネコ』の声優を務めるアントニオ・バンデラス(長ぐつをはいたネコ役)とサルマ・ハエック(キティー役) 

3Dアニメーション映画『長ぐつをはいたネコ』の声優を務めるアントニオ・バンデラス(長ぐつをはいたネコ役)とサルマ・ハエック(キティー役) 

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 『シュレック』のスピンオフ作品として11月4日に全米公開、日本では2012年に公開予定の同作は、シュレックと出会うずっと前、長ぐつをはいたネコが相棒のハンプティ・ダンプティ、キティーと共に黄金の卵を盗もうと奮闘する姿を描く。

 カンヌの晴れ舞台で「今年の映画祭は僕にとって非常に興味深いものだ。二つの違ったタイプの映画に出ているから」と語るバンデラス。一つはこの『長ぐつ〜』。「世界中の人、とくに子供を楽しい気分にしてあげる映画。僕は『シュレック』を通して、その様子を長年目の当たりにしてきた。それは、大きなご褒美をもらったような気分にさせてくれるんだ」と話した。

 『シュレック2』(2004年)からシリーズに登場し、長ぐつをはいたネコ役は4度目。「彼は体に似合わない声をもっているべきだと思ったよ。なぜなら彼は自分がもっと大きいと信じているから。彼の声はイメージに反するものであるべき。僕はそれがこのキャラクターが成功した秘密の一つだと思う」と強い結びつきをみせた。

 バンデラスはほかに、コンペティション部門に出品されるペドロ・アルモドバル監督の『The Skin I Live In(原題)』にも主演。自動車事故で火傷を負った妻のために新しい皮膚を創ろうとする形成外科医を演じている。

 キティー役のハエックは、日本でも人気のドラマ『アグリー・ベティ』の製作総指揮としても活躍中。「アニメをやるのは初めてなのよ。娘に見てもらえることもうれしいわ。『あの猫は本物じゃないのよ、声はママの声なのよ』と説明したら娘は少し残念がったけれど」とコメントし、バンデラスとノリノリでフォトコールに応えた。

 ミラー監督は『シュレック3』(2007年)以来の“登板”となる。今作について「すごく楽しかったよ。なんせアントニオなんだからね。彼イコール猫で、猫イコール彼だ。この猫はすばらしいキャラクター。体は小さいが、彼の個性は強烈。彼がシリアスになればなるほどファニーになるんだよ。みんなも笑ってくれると思うよ」と自信をのぞかせた。

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  • 3Dアニメーション映画『長ぐつをはいたネコ』の声優を務めるアントニオ・バンデラス(長ぐつをはいたネコ役)とサルマ・ハエック(キティー役) 
  • カンヌ映画祭に参加したアントニオ・バンデラスとサルマ・ハエック 
  • 映画『長ぐつをはいたネコ』は2012年全国デジタル3Dロードショー(一部劇場をのぞく) PUSS IN BOOTS (R) and c 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved. 

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