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前田健、初監督作品公開に感無量 「人に見てもらう喜び」を実感

 お笑いタレントの前田健がメガホンをとり、自身の処女小説を映画化した『それでも花は咲いていく』の初日舞台あいさつが7日、都内で行われた。初監督作品が公開初日を迎え、前田は「自分は子どもを産めないけれど、作品が子どもの代わり。1人っ子じゃ寂しいので、“2人”、“3人”と産んで、愛されていけばと思う」と感慨深げに語り、今後も映画監督業に携わっていく思いを明かした。

 同作では、セクシャル・マイノリティーの人々をテーマにした原作の9つの短編から、人には言えない心の痛みを持つ3人の男たちの姿を描いた3篇「エーデルワイス」「ヒヤシンス」「パンジー」を映画化。監督経験は皆無の前田だったが「信用できる人たちが素晴らしい演技をしてくれた。つくづく俳優さんって素晴らしいと思った」とキャスト陣に感謝し、「何もかもが楽しく、ずっとドーパミンが出てました」とすっかりハマッた様子だった。

 観客を前に前田は「夢は、監督として映画を撮ることじゃなく、人に見てもらうこと。だから、夢が叶った喜びをかみ締めてます」としみじみ。「世の中、生きてる限りは幸せに向かうしかないと思う。(東日本大震災の)被災地に行った知り合いから、瓦礫の下にタンポポが咲いていると伝え聞いた。この作品も、瓦礫の中で咲いてく花になれば」と、同作が放つメッセージ性が根強く多くの人々に届くことを願っていた。

 舞台あいさつには出演者の仁科貴滝藤賢一南野陽子も登壇した。

前田健(C)ORICON DD inc. 

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