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樹木希林が孫・伽羅の映画出演を後押し「親は渋っていました」

 本木雅弘の長女・内田伽羅(11)が5日、祖母・樹木希林(68)とともに映画『奇跡』(是枝裕和監督)の完成披露試写会に出席した。3月に開業したばかりの九州新幹線を題材にした同作に出演することになった樹木が、「台本をもらったらずいぶん子役が登場する話。オーディションがあると知って、(伽羅に)受けるように薦めたんです。オーディションは福岡だったので、初めて一人で飛行機に乗のせて、行かせたんです。親は渋っていましたけど」と舞台あいさつ後の会見で明かした。

 二人の共演シーンこそなかったが、伽羅は「おばあちゃんに薦められて、是枝監督の作品に出演できて、いい経験をさせてもらえたことが奇跡。テレビや映画を観て、私も出てみたいと思っていた」と初々しく語った。昨年公開の3D映画『FURUSATO−宇宙からみた世界遺産−』に出演しているが、役をもらっての長編映画出演は同作が初めて。樹木は「出演オファーはたくさん来るんですが、鳴り物入りで出ていったところで、コケますから。さりげなく観てもらって、いいなと思ってもらえれば…」と孫を思いやった。

 映画は両親の離婚で、福岡と鹿児島に別れて暮らす小学生の兄弟が、九州新幹線開通の日、上りと下りの一番列車が行き交う瞬間に奇跡が起きると信じて、家族を取り戻すための計画を立てるというストーリー。

 舞台あいさつには、ほかに主人公の兄弟を演じた兄弟お笑いコンビ・まえだまえだの前田航基(12)と前田旺志郎(10)、オダギリ・ジョー(35)、阿部寛(46)、林凌雅(12)が出席した。兄の航基は「クサくなっちゃうけど、映画に主演して、それも“世界の”是枝監督の作品に出演できたことが奇跡。一字一句見逃さないで観てほしい」。旺志郎も「(父親役の)オダギリジョーさんが、すごい男前だからあまり口をきいてくれないんじゃないかと思ったけど、最初から話をしてくれて、すごく優しかったです」。

 子供たちの大人顔負けのトークに、オダギリは「大したしゃべりで、言葉が見つからない」とタジタジ。阿部も「いかに自分がダメかを思い知らされる。現場では、子供たちの真っ直ぐで純粋で強いまなざしは怖いくらいだったが、その生き生きとしたパワーをもらうことができて、元気をもらいました」と話した。

 是枝監督は、『誰も知らない』(2004年)で主演の柳楽優弥に史上最年少にして日本人初のカンヌ国際映画祭最優秀男優賞をもたらし、『歩いても 歩いても』(2008年)、『空気人形』(2009年)など、独自の映画企画で世界的に評価されてきた監督だが、今回は珍しくJR西日本から依頼されての映画作りとなった。「タイアップものはだいたい失敗する。いろんな落とし穴があるので難しいチャレンジになると、不安も半分あった。でも、JR側が僕を信頼して自由にやらせてくれて、キャスト、スタッフのおかげもあって、最初に思い描いていた着地点より、半歩から一歩前向きな作品になった。一本の映画としてキレイに(タイアップ色を)クリアできたのは奇跡的なことだと思っている」と感無量な様子だった。

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  • 樹木希林と内田伽羅 (C)ORICON DD.inc 
  • (写真前列左より)林凌雅(12)、前田航基(12)、前田旺志郎(10)、内田伽羅(11) (後列左より)是枝裕和監督、樹木希林、オダギリジョー、阿部寛 (C)ORICON DD.inc 
  • まえだまえだ:前田航基(12)、前田旺志郎(10) (C)ORICON DD.inc 
  • 林凌雅(12) (C)ORICON DD.inc 
  • オダギリジョー (C)ORICON DD.inc 
  • 阿部寛 (C)ORICON DD.inc 

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