女優の比嘉愛未がヒロインを務めたNHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年)が4年ぶりにスペシャル版として放送が決まり13日、東京・渋谷の同局で会見が行われた。岩手県盛岡市や遠野市などを舞台とする同作だが、東日本大震災の影響で岩手ロケを途中で中止せざるを得なくなり、比嘉は「このタイミングでお届けすることは意味があると思う。思いやる心、人と人との絆を感じてもらって、前向きな気持ちになってもらいたい思いでいっぱい」と使命感を口にした。宮本信子も目に涙を溜めながら「気持ちが和らぐ瞬間ができれば」との思いを込めて撮影に臨んだと明かした。