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常盤貴子、岡本太郎さん初ドラマ化は「事件のよう」

 女優の常盤貴子が17日、都内で行われた芸術家の故・岡本太郎さんの生涯を初めてドラマ化した『TAROの塔』(NHK総合)の完成会見に出席した。数千万円はくだらないという太郎の作品を実際に持ち込んで敢行した収録に常盤は「物々しい雰囲気だった。警備員もいて、本物の作品とお芝居できたのは印象的」と驚きの連続だったといい「(第1話の)感想は『何だ、コレは!?』しか出てこなかった。初めて目にするドラマで戸惑った。事件のよう」と興奮交じりに見所を語った。

NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した常盤貴子 

NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した常盤貴子 

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 「芸術は爆発だ!」「何だ、これは!?」などの名セリフでも知られる岡本さんの生誕100周年企画ドラマ。絵画・彫刻・陶芸など多方面に活躍した伝説の芸術家の知られざる実像や、大阪万博(1970年開催)のシンボル「太陽の塔」の誕生秘話を探っていく。

 太郎を演じた松尾スズキは、奇天烈なキャラへの役作りに悩んだというが「太郎さんの(唱えた)対極主義というのを聞いて、太郎さんの固定された概念のキャラと、僕が感じたキャラをぶつけてみようと思った」と明かして撮影に没頭。その一方で、「『爆発だ!』っていうCM(のシーン)はモノマネしましたよ。あれはやりたかったんです」と達成感に満ちた表情で振り返った。

 実在する人物へのアプローチに、太郎さんの養女・敏子役を演じた常盤は「自分で、どう折り合いをつけるかが難しかった」と苦笑い。太郎の母・かの子役の寺島しのぶは「実際のかの子さんをリスペクトしつつ、クリエイトしましたね」と振り返っていた。

 会見には田辺誠一も出席した。ドラマ『TAROの塔』は、岡本さんの生誕100年の記念日にあたる2月26日(土)より毎週土曜午後9時より放送(全4回)。また、東京国立近代美術館(千代田区北の丸公演)で3月8日(火)より5月8日(日)まで『岡本太郎展』が開催される。

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  • NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した常盤貴子 
  • NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した(左から)田辺誠一、寺島しのぶ、岡本太郎役の松尾スズキ、常盤貴子 
  • NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した松尾スズキ 
  • NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した田辺誠一 
  • NHKドラマ『TAROの塔』の完成会見に出席した寺島しのぶ 

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