昨年大ヒットした『トイ・ストーリー3』に続く、ディズニー／ピクサーの長編アニメーション最新作『カーズ2』（7月30日公開）に登場する日本のトップレーサー“シュウ・トドロキ”のキャラクターが2日、全世界に先駆けて日本で初公開された。流線型のクールなデザインとともに、力強いレーシングスタイルが世界中のカーズファンを魅了しそうだ。

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　本作は、2006年7月に公開された“クルマの世界”を舞台にした冒険コメディ第2弾。主人公のレーシングカー、マックィーンとおんぼろレッカー車のメーターらがホームグラウンドのラジエーター・スプリングスを飛び出してワールドグランプリ・シリーズに挑み、日本、フランス、イタリア、イギリスなど世界を舞台にした“スパイ戦”に巻き込まれる。

　今回、キャラクター画像が解禁されたシュウ・トドロキは、浅間山のふもとに育ち、若くして鈴鹿サーキットのチャンピオンに輝いた日本のトップレーサー。流線型のボディラインには鮮やかな赤い火竜、ボンネットには日の丸に「日本」の文字が描かれたデザインがひときわ目を引く。

　また、今作の冒険の始まりとして日本が描かれ、予告編の中では日本の空港や電気街と思われるスポットが続々と登場。日本の道路をマックィーンが爆走するシーンもあることから、いっそう親近感がわきそうだ。

　監督は、前作に引き続きジョン・ラセターが手がけ、『レミーのおいしいレストラン』のプロデューサーで、『崖の上のポニョ』の英語吹替版の監督も務めたブラッド・ルイスが共同監督を担当。ピクサー設立25周年記念作品の同作は、夏休み映画レースNo.1に向けてアクセル全開のスタートを切る。

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