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山崎邦正、落語家・月亭方正として全国行脚 夢は「武道館で高座」

 お笑いタレントの山崎邦正が15日、落語家・月亭方正として、兄弟子の月亭八光と『全国行脚、月亭二人旅』を東京・よしもと浅草花月で開催した。古典落語「看板のピン」と「手水廻し」を披露した方正は、観客の反応に「これはいける」と手応え十分。47都道府県を「月2ペースで、2年で回りたい」と、新ネタ習得の苦労を度外視した野望を語り、「死ぬまでに武道館で高座をやってみたい」と落語家としての夢も語った。

兄弟子・月亭八光(左)とともに全国行脚を行う月亭方正こと山崎邦正 (C)ORICON DD inc. 

兄弟子・月亭八光(左)とともに全国行脚を行う月亭方正こと山崎邦正 (C)ORICON DD inc. 

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 2009年5月から大阪で落語会『月亭二人会』を行っている方正と八光が、大阪を飛び出して「全国行脚で修行する」と決意し、立ち上げた同企画。方正が「僕ら、ネタ数がまだ少ないので、増やすためにやっていく。今は立川志の輔師匠に「鼠穴」の稽古をつけてもらっている」と明かすように、今回の“旅”は成長がテーマだ。八光も「近い将来、全部がネタおろしになるでしょう。持ち数が少ない分、その都度、新しいのをやっていこうという気持ち」と意気込む。

 方正は、約4年前に初めて聞いた落語をきっかけに一瞬でとりこになり、「勝手に覚えて、覚えたらやりたくなった」ため、もともと知り合いだった八光に相談。その後、八光の父・月亭八方に“弟子入り”し、2009年12月には上方落語協会に加入した。

 落語が「楽しくてしょうがない」と歯切れよく答える方正は「冒険もかねて、小さいところからいろんなところを回りたい。そういうのを経験したことがなかったから。全国に行けば、その土地土地のネタや枕(前置き話)もできると思う」と、未知なる挑戦に意欲をかきたてられている様子。「ネタおろしが大変なことになるけど、(方正に)頑張ってついて行く」と意気込む八光は、弟弟子の真摯な姿勢に敬意を表し「方正さんは救世主。上方、月亭においても。どんどん落語界が面白くなると、つくづく感じてる」と期待を込めた。

 今後2人は、文字どおり、47都道府県を制覇する修行に出るが、方正いわく「ビックリしたのが、次の場所が決まってない…。シュールでしょ、吉本って」と失笑。先行き不安な展開だが、高座にも山崎邦正の持ち芸の“変顔”を持ち込むなど、独自の手法で落語と向き合う。「目標は武道館で、噺家100人くらいと一緒にやりたい。アホみたいなこと言ってるけど、武道館を念頭に置いたら、緊張しないんですよ。だから、どこでも行きます。呼んでください!」。

 方正の噺家としての旅はまだまだ始まったばかり。なお、次回案には京都が浮上しており、詳細は吉本興業の公式サイトなどで発表予定。

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  • 兄弟子・月亭八光(左)とともに全国行脚を行う月亭方正こと山崎邦正 (C)ORICON DD inc. 
  • 古典落語「看板のピン」と「手水廻し」を披露 (C)ORICON DD inc. 
  • 高座でも山崎邦正の持ち芸“変顔” (C)ORICON DD inc. 
  • 兄弟子・月亭八光(左)とともに全国行脚を行う月亭方正こと山崎邦正 (C)ORICON DD inc. 
  • 月亭方正こと山崎邦正とともに全国行脚を行う月亭八光 (C)ORICON DD inc. 

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