歌舞伎俳優の中村獅童が20日、都内で行われた映画『レオニー』の公開初日舞台あいさつに登壇した。劇中で、既婚者ながら外国人女性を妊娠させ、日本に帰ってしまう“女の敵”ともいえる役柄を演じた中村は、出演オファーを受けた5年前を振り返り「ちょうどいろいろ“そういった時期”と重なっていたので、すばらしい役にめぐりあえて複雑な心境でした」と当時の“離婚騒動”を匂わせて苦笑い。司会者から「自身と役柄がかぶるところもある?」との厳しいツッコミに、客席の「僕に対する視線がキツイんじゃないかなって気がしてます」とタジタジの様子だった。
松井久子監督がドウス昌代の著書『イサム・ノグチ〜宿命の越境者〜』に感銘を受け、7年の歳月をかけて完成までこぎつけた同作。「地球を彫刻した男」として世界的に有名な彫刻家、イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアを題材に、米国人レオニーが日本人男性との子どもを身ごもり、シングルマザーとなったことでたった2人、困難な時代を力強く生き抜く姿を描く。
脚本執筆中から「この役は中村獅童しかいない。日本一セクシーな俳優と思っているので」とベタ惚れだった松井監督から熱烈オファーされた中村は「今まで演じたことのないタイプの役柄だった。あと、2年前に亡くなった父(歌舞伎俳優・小川三喜雄さん)がすごく喜んでくれたのが決め手」となり快諾。役者としての新境地を開拓する役柄との出会いに確かな手ごたえを感じ、撮影から1年半、待ちに待った劇場公開に感慨深い様子だった。
舞台あいさつにはほかに吉行和子、山野海、同作の音楽を手がけた作曲家のヤン・A.P.カチュマレクが出席した。
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松井久子監督がドウス昌代の著書『イサム・ノグチ〜宿命の越境者〜』に感銘を受け、7年の歳月をかけて完成までこぎつけた同作。「地球を彫刻した男」として世界的に有名な彫刻家、イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアを題材に、米国人レオニーが日本人男性との子どもを身ごもり、シングルマザーとなったことでたった2人、困難な時代を力強く生き抜く姿を描く。
舞台あいさつにはほかに吉行和子、山野海、同作の音楽を手がけた作曲家のヤン・A.P.カチュマレクが出席した。
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2010/11/20