芸人・世界のナベアツが長編映画を初監督した『さらば愛しの大統領』(柴田大輔氏と共同監督)が、6日(土)より全国で公開される。大阪府知事選に立候補し、独立国家宣言をしたナベアツ(本人役で出演)が“大阪合衆国”の初代大統領に就任するという奇想天外な話に、“大統領暗殺”を狙う刺客が送り込まれるサスペンスが絡み、多数の芸人&俳優陣が登場して怒涛のごとくギャグを繰り出す。果たして、これは映画なのか!? 同作の重要人物たちを直撃した。
取材に応じたのは、ナベアツ監督と、ノバウサギやジョージア『明日があるさ』など多くのCMを手掛ける柴田監督、“大統領暗殺”を企む犯人を追う刑事役のピン芸人・宮川大輔&ケンドーコバヤシの4人。
【ナベアツ】 映画を作るっていっても、信じられないくらい準備時間がなくて、それを柴田監督とふたりで乗り越えられたっていうのが嬉しいし、主演の二人とは付き合いも長いですし、全国ロードショーの映画を一緒にやれたのは染み渡りますね。たまらないですね〜。
【柴田監督】 僕もゼロから作りはじめたものが形になっていく過程を目の当たりにできて幸せに思います。劇場や街中で映画のポスターやチラシを目にするたびに、ものすごく実感が湧きましたね。宮川さんとケンコバさんが素っ裸になってくれた宣伝用のビジュアルがすごく好きで(笑)、映画以上にこの映画を語ってくれているような、アホさ加減というかなんていうか…。
――世界のナベアツが大阪合衆国の大統領に就任というストーリーをどう思いました?
【コバヤシ】 僕は現時点でも、まだこんな大統領いてたまるかと思っています(笑)。
【宮川】 遠回しにものを言う人が多い中、ズバズバ言って、実行していく人がいたら気持ちいいと思うけど、ナベアツ大統領みたいなリーダーがいたほうがいいのかどうか…。現実にいたら胸くそ悪いでしょうし、「なんだこの大統領(怒)」って思うかも。いたらいたで面白いかもしれないですけどね。
【柴田監督】 とはいえ、実際にはいないからいいんでしょうね(笑)。想像はするものの、けっして現実の世の中にナベアツ大統領みたいな人は出てこない。だから、映画にしたら楽しいと思ったんです。
――すぐキレる血の気の多い早川刑事役の宮川さんと、美人にめっぽう弱い番場刑事役のケンコバさんの熱演ぶりはいかがでしょうか?
【ナベアツ】 苦言ゼロです。けっこう難しいコメディを絶妙な力加減で演じることのできる役者さんはそんなにいないと思います。日本でも世界でもこれはマジで。映画の内容に興味なくても二人の芝居を観に来てほしいですね。スピンオフして早川刑事と番場刑事のドラマシリーズもいいんじゃないですか!
【宮川】 そういう風に広がってくれたらうれしいですね。
【コバヤシ】 俺のバイクを盗んだヤツを取っ捕まえて、お仕置きしてやります。それはさておき、早川刑事と番場刑事のやりとりは、ふだんの大輔さんと僕の関係みたいでもあり、力むことなく演じることができました。両監督の采配がよかったとしかいいようがない。僕らの芝居がいいわけではないんですよ。
【宮川】 そうそう、そうだよな。強いて言うならば、吹石(一恵)さんや釈(由美子)さんともっと絡みたかったというか。
【ナベアツ】 そこは敢えてね…、少なくしておきました(笑)。
――もうすぐ全国公開です、最後のPRを。
【柴田監督】 ちょっと怖さもありますけど、とにかく一人でも多くの人に観てもらいたいです。何年経っても観たくなるような作品になってもらえたらうれしいですね。そのスタートだと思っています。
【宮川】 僕は、何だかわからないですけど、ヒットする予感がするんですよね、すごく。映画って、感想も人それぞれだと思うので、反応が楽しみです。
【ナベアツ】 そりゃもう、ワクワクしています。都会の方は娯楽の一部として、地方の方はメインの娯楽として、ぜひ映画館に足を運んでいただきたいですね。
【コバヤシ】 だんだん緊張してきました。緊張で食べ物がのどを通らない…。
【宮川】 けっこう食べてるよ。今もせんべいをバリバリと。
【コバヤシ】 緊張で…。
【動画】映画『さらば愛しの大統領』予告編⇒
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取材に応じたのは、ナベアツ監督と、ノバウサギやジョージア『明日があるさ』など多くのCMを手掛ける柴田監督、“大統領暗殺”を企む犯人を追う刑事役のピン芸人・宮川大輔&ケンドーコバヤシの4人。
【ナベアツ】 映画を作るっていっても、信じられないくらい準備時間がなくて、それを柴田監督とふたりで乗り越えられたっていうのが嬉しいし、主演の二人とは付き合いも長いですし、全国ロードショーの映画を一緒にやれたのは染み渡りますね。たまらないですね〜。
【柴田監督】 僕もゼロから作りはじめたものが形になっていく過程を目の当たりにできて幸せに思います。劇場や街中で映画のポスターやチラシを目にするたびに、ものすごく実感が湧きましたね。宮川さんとケンコバさんが素っ裸になってくれた宣伝用のビジュアルがすごく好きで(笑)、映画以上にこの映画を語ってくれているような、アホさ加減というかなんていうか…。
――世界のナベアツが大阪合衆国の大統領に就任というストーリーをどう思いました?
【コバヤシ】 僕は現時点でも、まだこんな大統領いてたまるかと思っています(笑)。
【宮川】 遠回しにものを言う人が多い中、ズバズバ言って、実行していく人がいたら気持ちいいと思うけど、ナベアツ大統領みたいなリーダーがいたほうがいいのかどうか…。現実にいたら胸くそ悪いでしょうし、「なんだこの大統領(怒)」って思うかも。いたらいたで面白いかもしれないですけどね。
【柴田監督】 とはいえ、実際にはいないからいいんでしょうね(笑)。想像はするものの、けっして現実の世の中にナベアツ大統領みたいな人は出てこない。だから、映画にしたら楽しいと思ったんです。
――すぐキレる血の気の多い早川刑事役の宮川さんと、美人にめっぽう弱い番場刑事役のケンコバさんの熱演ぶりはいかがでしょうか?
【ナベアツ】 苦言ゼロです。けっこう難しいコメディを絶妙な力加減で演じることのできる役者さんはそんなにいないと思います。日本でも世界でもこれはマジで。映画の内容に興味なくても二人の芝居を観に来てほしいですね。スピンオフして早川刑事と番場刑事のドラマシリーズもいいんじゃないですか!
【宮川】 そういう風に広がってくれたらうれしいですね。
【コバヤシ】 俺のバイクを盗んだヤツを取っ捕まえて、お仕置きしてやります。それはさておき、早川刑事と番場刑事のやりとりは、ふだんの大輔さんと僕の関係みたいでもあり、力むことなく演じることができました。両監督の采配がよかったとしかいいようがない。僕らの芝居がいいわけではないんですよ。
【宮川】 そうそう、そうだよな。強いて言うならば、吹石(一恵)さんや釈(由美子)さんともっと絡みたかったというか。
【ナベアツ】 そこは敢えてね…、少なくしておきました(笑)。
――もうすぐ全国公開です、最後のPRを。
【柴田監督】 ちょっと怖さもありますけど、とにかく一人でも多くの人に観てもらいたいです。何年経っても観たくなるような作品になってもらえたらうれしいですね。そのスタートだと思っています。
【宮川】 僕は、何だかわからないですけど、ヒットする予感がするんですよね、すごく。映画って、感想も人それぞれだと思うので、反応が楽しみです。
【ナベアツ】 そりゃもう、ワクワクしています。都会の方は娯楽の一部として、地方の方はメインの娯楽として、ぜひ映画館に足を運んでいただきたいですね。
【コバヤシ】 だんだん緊張してきました。緊張で食べ物がのどを通らない…。
【宮川】 けっこう食べてるよ。今もせんべいをバリバリと。
【コバヤシ】 緊張で…。
【動画】映画『さらば愛しの大統領』予告編⇒
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2010/11/05