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【東京国際映画祭】加瀬亮、アマチュア俳優と共演に刺激「仕事の幅広がった」

 『第23回東京国際映画祭』(31日まで開催中)のコンペティション部門に出品された『海炭市叙景』が28日、公式上映され、キャストの谷村美月加瀬亮南果歩小林薫三浦誠己、熊切和嘉監督が舞台あいさつを行った。その後、谷村を除いた5人は記者会見に出席し、「(北海道)函館の市民のみなさんによって企画され、地元の人々の多大な協力のもとに函館で撮影しました」(熊切監督)と映画化の経緯などを話した。

映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した加瀬亮 

映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した加瀬亮 

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 同作は、小説家・佐藤泰志の幻の小説の映画化。架空の都市・海炭市とそこで人生に苦い想いを抱いて生きる人々の姿を描く。登場人物の多くを地元・函館市民が演じたことについて南は「プロとアマの境界線がない、これが新しい映画の形なのかと思ったくらい、混ざり合っています」とアピールした。

 加瀬もアマチュア俳優たちとの共演が刺激になり、「一般の方と芝居をする違和感より、一般の人が参加してくれたおかげで、いろんな偶然や生々しさが画面に入り込んだと思います。俳優を10年近くやってきて、余計な垢がたまっていることを意識させられたし、勉強になりました」。

 加瀬は父親から継いだガス屋を営み、子連れで再婚した晴夫役を演じ、『アウトレイジ』(北野武監督)のヤクザ役に続いて人間のダークサイドを表現。「出演依頼を受けた時は、外見的な問題から自分がやってもあまり説得力がない、自分が演じている姿が想像できなかった。監督に『ぜひ、やってほしい』と言っていただいたたおかげで、すごく自分の仕事の幅を広げる機会になったと思っています」と話した。

 加瀬の話を聞いて、「まだフレッシュな加瀬くんに垢がたまっていたなんて、僕はどうなるの?」と会場の笑いを誘った小林も、「プロは常に戸惑いをどこかで抱えていないと、芝居にドキドキできなくなっちゃうんじゃないか。一般の方の演技は、余計なことを意識してしまう我々プロの俳優の鏡にはなります」と話した。

 熊切監督は「一般の方に出演してもらったのは、予算が足りなかったという理由もありますが、以前からやってみたいとも思っていた。その土地に刻まれたものフィルムに焼き付けたいと思っていました。北海道出身なので、映画が失敗したら地元には帰れないという思いもありました」と不退転の決意を明かした。

 同映画祭のコンペティションは、2010年1月以降に完成した長編作品を対象に世界各国から公募した832の作品の中から厳選な予備審査を経た15本が期間中に上映され、最終日に“東京 サクラ グランプリ”、“審査員特別賞”、“最優秀監督賞”など6賞を選定する。

 映画『海炭市叙景』は11月27日(土)より函館にて先行公開、12月18日(土)より東京・渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開される。

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  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した加瀬亮 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した(左から)谷村美月、加瀬亮、三浦誠己、南果歩、小林薫、熊切和嘉監督 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した谷村美月 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した小林薫 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した三浦誠己 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した南果歩 
  • 映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した映画『海炭市叙景』の舞台あいさつに出席した熊切和嘉監督 

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