作家・京極夏彦氏と講談社は20日、15日に発売された同氏の最新作『死ねばいいのに』をiPad版を含めた電子書籍として配信を行うにあたり、東京・講談社にて記者会見を開催した。京極氏は「紙(の書籍)と電子(書籍)、どっちが優れているというものではない。また、喰い合うものでもない」とコメント。今回の試みを“実験”と表現し、「実験なので損害をこうむる可能性もあるが、私を踏み台にして適正なシステムが構築されていくならば」と、著作権問題や店頭書籍との両立、作品そのものの価値など、電子書籍発展の裏に潜むさまざまな問題や可能性を探るきっかけにしたいと述べた。
2010/05/20