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こども侍、いざ参る! 加藤清史郎、映画「桜田門外ノ変」で大沢たかおの息子役

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 人気子役の加藤清史郎(8)が映画『桜田門外ノ変』(佐藤純彌監督)で、主演の大沢たかお演じる関鉄之介の息子・誠一郎役で出演することが1日、わかった。大沢とは待ち時間に竹とんぼで遊ぶなどして“親子関係”を深め、撮影現場に台本を持ち込まず堂々と演じる加藤の姿に、大沢は「芝居もとても自然体だし、俳優が持ち得る演技の感覚も非常に長けていて、僕が言うのもおこがましいですが大変感心しました」と舌を巻いた。

映画『桜田門外ノ変』で共演する大沢たかおと加藤清史郎(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 

映画『桜田門外ノ変』で共演する大沢たかおと加藤清史郎(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 

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 昨年、NHK大河ドラマ『天地人』で一躍人気者となった加藤と、TBS系ドラマ『JIN-仁-』で高視聴率を叩き出した大沢。ともに時代劇で、ヒットの立役者となった2人の共演が実現した。加藤の時代劇への出演は、『天地人』、『座頭市THE LAST』(2010年5月29日公開)に続きこれが3作目。昨年11月に出演を打診し、テレビドラマやCM等で多忙を極める中、春休みのタイミングに合わせた3月26日から29日までの4日間、千葉県印旛郡栄町の『房総のむら』で撮影が行われた。

 加藤は「学校の終業式の次の日に撮影だったし、マネージャーさんがお仕事をいっぱい入れていたので、あんまり時間がなくて、台本がなかなか読めなくて大変でした」と苦労した様子。「前2作はお百姓(農民)の役だったので、今回、初めて刀を差すことができて、とても嬉しい! 今回は、刀で戦うシーンとかはなかったので、チャンバラとかアクションにも挑戦したいです」とやんちゃな一面もみせた。

 佐藤監督は「とにかく達者な俳優さんで、どのシーンでもしっかり役に入り込み、心から芝居に取り組んでいました」と、孫ほど年の離れた加藤の大物ぶりに頬が緩む。演出指導はまったく行わなかったらしいが、その熱演ぶりに思わず涙を流した現場のスタッフもいたそうだ。

 同作は、小説家・吉村昭の同名小説が原作。幕末は安政7年(1860年)3月、江戸城桜田門外で水戸藩の浪士らが大老・井伊直弼の行列を襲撃し暗殺した事件を、実戦部隊の指揮官だった関鉄之介(大沢)を主人公として描く。茨城県水戸市の千波湖畔に建設されたオープンセットを中心に、同県内各地でロケを敢行しこのほどクランクアップ。10月16日(土)より全国公開予定。

関連写真

  • 映画『桜田門外ノ変』で共演する大沢たかおと加藤清史郎(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 
  • かっこよくポーズを決める加藤清史郎(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 
  • 映画『桜田門外ノ変』ワンシーン(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 
  • 映画『桜田門外ノ変』撮影現場での佐藤純彌監督と加藤清史郎(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会 

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