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小栗旬、「ただいま!」と初監督作品を引っさげ訪夕 ゆうばり映画祭開幕

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 第20回の節目を迎えた『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010』が25日、北海道・夕張市で開幕した。今年のオープニングを飾るのは、本邦初公開となる俳優・小栗旬の初監督映画『シュアリー・サムデイ』。昨年、主演した映画『クローズ ZERO II』(三池崇史監督)に続いて2年連続でオープニングを飾った小栗は、上映前に「ただいま! 映画を作りました。今の自分を全部詰め込んだ映画です」とあいさつ。700人以上が詰め掛け、立ち見も出るほど人であふれた会場が一気に沸いた。

 この日、東京・羽田空港の濃霧の影響で新千歳空港発着の羽田便に欠航や行先変更、3時間以上の遅れが出た影響で、ゲストの到着が間に合わず、新夕張駅と夕張駅で実施する予定だった列車での歓迎セレモニーがなむなく中止となったが、オープニングセレモニーは夕張市内のアディーレ会館ゆうばりで予定通り開催され、澤田宏一実行委員長が「今年のテーマである『行こうや、ゆうばり』は、夕張に行こうかどうか迷っている高倉健さんの背中を後押しする象徴的な『幸福の黄色いハンカチ』のセリフからとった大切なものです。夕張から幸せを発信する意味は大きいと思います。みなさん、たくさんの幸せを持って帰ってください!」と開会宣言を行った。

 『シュアリー〜』の上映前には、小栗監督のほか、小出恵介小西真奈美勝地涼鈴木亮平ムロツヨシ綾野剛ら主要キャストが揃って駆けつけ、舞台あいさつに登壇。肌を露出したワンショルダーの小西は「寒いかと思って最初はひるみましたが、みなさんの温かい歓迎で心も体も熱いくらいになりました」と気合たっぷり。小出は「僕はおととしの『僕の彼女はサイボーグ』で夕張に来たことがあり、懐かしいです。昨年の夏に撮影したこの作品は突っ走った感じで、この映画祭の勢いをかいつまんだ感じです」と来場者を喜ばせた。

 「夕張も北海道も初めて」という鈴木は、「ノースリーブを着るとは思いませんでした。みんなでこの衣装を着るというのは監督のアイデアです! 勘違い甚だしい衣装ですが、この感じは映画にあっていると思います。同年代の監督、役者、そして監督のセンスや思いが詰まった勢いのある作品です」と期待感をあおった。小栗監督も「ちょうどお腹の空く時間ですが、お腹がいっぱいになる作品だと思いますのでお腹いっぱいにしてください!」と呼びかけ、監督として初めての舞台あいさつを無事、終えた。

 映画祭名誉大会長の藤倉肇・夕張市長は、オープニングセレモニーで「炭鉱の町として栄えた夕張も、財政破綻を経験し、一時は映画祭も終了となりましたが、市民、協賛各社、多くのボランティアスタッフのおかげで20回を迎えることができました。現在、立て直しを図っている夕張の状況は大変厳しいですが、みんなが夢と希望を持って力を合わせれば何とかなるということを、この映画祭から学びました。これを市政に活かし、夕張を建て直したいと思います」と語った。

 消滅の危機を乗り越え、20回目の開催を記念して、“映画”と“夕張”を結び付けた記念碑的作品の1つ、山田洋次監督による1977年の名作『幸福の黄色いハンカチ』(主演・高倉健)のデジタルリマスター版(4月10日公開)と同作を米国が完全リメイクした『イエロー・ハンカチーフ』(ウダヤン・プラサッド監督/6月26日公開)のジャパンプレミア上映も行われる。同映画祭は3月1日(月)まで北海道・夕張市内で開催。上映作品は短編含む69本。



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  • 2年連続で、ゆうばり映画祭のオープニングを飾った小栗旬 
  • オープニングを飾った『シュアリー・サムデイ』 (後列左から)小栗旬監督、鈴木亮平、小西真奈美、ムロツヨシ、山本又一朗プロデューサー、(前列左から)綾野剛、小出恵介、勝地涼 
  • 『シュアリー・サムデイ』ポスター 

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