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　山田洋次監督、高倉健主演で1977年に公開された映画『幸福の黄色いハンカチ』をリメイクした米映画『イエロー・ハンカチーフ』（ウダヤン・プラサッド監督）が26日より全米公開される。同作にはオリジナル版キャストからただ1人、女優・桃井かおりが旅の途中に立ち寄るモーテルの女主人役で特別出演。18日夜（現地時間）に米ロサンゼルスで行われるプレミア上映会のレッドカーペットにも出席する。

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　桃井は「現場、とにかく楽しかったんですよ。リハーサルは監督が桃井に自由にいろいろやらせてくれたんで。バカ受けしてたんですけど、結局は一番短いバージョンに本番はなりました（笑）」と撮影時を振り返り、「すばらしい映画になるだろうな、と思った」と“お墨付き”を与えた。

　日本映画史に残る名作『幸福の黄色いハンカチ』。刑務所から出所した男が妻の元に戻る――というプロットはそのままに、舞台を北海道からアメリカ南部に移して、偶然出会った男女3人が旅をともにする。高倉健が演じた主人公にアカデミー賞俳優ウィリアム・ハート、武田鉄矢が演じた青年にイケメン俳優エディ・レッドメイン、桃井かおりが演じた若い娘に『トワイライト』シリーズのヒロイン、クリステン・スチュワートを配役した。

　日本では6月26日（土）より東京・東劇ほかで公開。また、リメイク版の公開を記念して4月10日（土）よりオリジナルの『幸福の黄色いハンカチ』もデジタルリマスター版でスクリーンによみがえる。


　武田鉄矢

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