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福山雅治、『龍馬伝』で更なる進化! 「若手芸人のよう」な“汚れ役”も辞さぬ覚悟

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 「僕自身も見たことのない表情がたくさんある」(福山雅治)――。NHK大河ドラマ『龍馬伝』(1月3日後8時〜)で、大河ドラマ初出演にして主演を務める福山は、新たな自分との“出会い”に期待を寄せている。このたびインタビューに応じた福山は、維新の風雲児・坂本龍馬を演じる上で「本当に体を使って演じてます。水浸しや泥まみれになったりとか、若手芸人さんのよう」と“汚れ役”も辞さぬ覚悟で臨んでいる。また、「見ていて気持ちのいい人を、感動できるものをやれるかが勝負ですね」と龍馬を演じる上でのポイントを語ってくれた。

NHK大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬を演じる福山雅治 

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 パーマ姿にこんがり焼けた肌、そして引き締まった肉体。龍馬に寸分違わぬ風貌に仕上げてクランクインを果たした福山。「なんで僕に話しが来たんだろうって思いましたよ。龍馬って、ゴツゴツして骨太なイメージがあって、僕と違うなって思ったんで」と、出演依頼を受けた際の率直な心境を笑い飛ばせるほど、今ではすっかり龍馬に魅せられている。

 幕末の志士・龍馬の魅力を「いろんなことをとにかく全部受け入れること」と挙げ、「剛の人ってイメージがあったけど、実は柔な人だなと。いろんな人が感情移入できる要素を持ってると思う」と目を輝かせる。また、多面的かつ枠にとらわれない彼の生き様に「僕らがエンターテインメントでやらなければいけないことだと思う」と想いを馳せた。

 役作りには意外にも音楽活動でのノウハウが生かされていると語る福山。「音楽をやる時は詞を書いて、歌も歌う。まさに主演・監督・脚本をやるようなものなんですけど、それをお芝居にも取り込んでる。不安要素や少しでも疑問に思った事、『龍馬的所作とは?』みたいなことをしつこく確認してますね」と、執拗なまでの“作り込み”で龍馬像を追求していく。

 その分、苦労も尽きず「土佐弁は慣れてないので難しいです」と頭を抱えて苦笑。さらに「結構撮り順が飛んだりして、それに対応しないといけない。13話目の話をいきなり撮ったりとか。今までなら最終話を撮るような話なんでね」と長編ドラマならではの悩みも。

 剣豪・龍馬を表現する上では殺陣もお粗末にはできない。チーフプロデューサーの鈴木圭氏がすでにその完成度に太鼓判を押すものの、妥協は許さず「時間が許す限り練習します。上半身の動きを課題として頑張っている所存です」。

 革新家として時代を変えようと奮闘した龍馬に挑む福山。「いろんなことを受け入れて、好奇心をもって動けば、魅力的かつ、人を動かすことができる人になるのかなって思う。そういう彼を見本にしたい」と展望を語る。多くの人々の心を動かす“福山龍馬”になれるのか? 福山の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。

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