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21日に死去した女優・南田洋子さんの葬儀・告別式が30日午前から、東京・芝公園の増上寺で営まれ、喪主を務めた夫で俳優の長門裕之が時折、言葉を詰まらせながら「頼みもしないのに俺に自由をくれて、開放してくれて、そのお返しに喪失感と、失恋を久々に味あわせていただきました」とあいさつ。実弟で俳優の津川雅彦が横で見守るなか「この世では雅彦を頼りに、これからも仕事を続けます」と決意を新たにした。午後1時11分には、津川らの手で棺が霊きゅう車へと運ばれ荼毘にふされた。
長門は「とにかく今、こうやって立って皆さんにごあいさつさせていただく精神状態になれたのは、仕事があったからです。洋子が死んだ段階で、あと11公演を残す芝居がありました。芝居に対する責任感のようなもの、そして何よりも嬉しかったのは、お客さんから僕に向けられた強い励ましの拍手でした。こんなに自分が立ち往生するようなぐらい、最初のセリフが出ないくらい、強く励ましていただきました。(座長の)川中美幸さんは(憔悴してる)僕が欲しいものを持ってきて、そして寄り添ってくれて本当に支えになりました」。
今後について俳優業を続けると明かした上で「75歳で今、50年間連れ添ってきた洋子の存在が今ないという段階でどうやって足を踏み出していけばいいのか、息を継いでいけばいいのか、これは多分、永久にわからないと思いますけど。こういう喪失感の中では、何だってやれそうです。幸い、仕事のオファーもたくさん頂いてる。これからは仕事、そして肉親の愛に支えられてそれから皆さんの素晴らしい支えを頂いて、一生懸命頑張りたいと思います。どうぞ励ましの言葉をこれからもお願いします」。最後は「愛しい」を4回繰り返してから「僕の洋子のためにありがとうございました」と締めた。
そのほか、タレントの萩本欽一、大林宣彦、萬田久子が弔辞を読み、中尾彬・池波志乃夫妻、渡瀬恒彦、松原智恵子、中村メイコ、正司歌江(かしまし娘)、大橋巨泉、勝野洋らが駆けつけ、会場の周囲には年配のファンおよそ300名ほどが見守り、大女優の最期を目に焼き付けていた。
21日に死去した女優・南田洋子さんの葬儀・告別式が30日午前から、東京・芝公園の増上寺で営まれ、喪主を務めた夫で俳優の長門裕之が時折、言葉を詰まらせながら「頼みもしないのに俺に自由をくれて、開放してくれて、そのお返しに喪失感と、失恋を久々に味あわせていただきました」とあいさつ。実弟で俳優の津川雅彦が横で見守るなか「この世では雅彦を頼りに、これからも仕事を続けます」と決意を新たにした。午後1時11分には、津川らの手で棺が霊きゅう車へと運ばれ荼毘にふされた。
長門は「とにかく今、こうやって立って皆さんにごあいさつさせていただく精神状態になれたのは、仕事があったからです。洋子が死んだ段階で、あと11公演を残す芝居がありました。芝居に対する責任感のようなもの、そして何よりも嬉しかったのは、お客さんから僕に向けられた強い励ましの拍手でした。こんなに自分が立ち往生するようなぐらい、最初のセリフが出ないくらい、強く励ましていただきました。(座長の)川中美幸さんは(憔悴してる)僕が欲しいものを持ってきて、そして寄り添ってくれて本当に支えになりました」。
今後について俳優業を続けると明かした上で「75歳で今、50年間連れ添ってきた洋子の存在が今ないという段階でどうやって足を踏み出していけばいいのか、息を継いでいけばいいのか、これは多分、永久にわからないと思いますけど。こういう喪失感の中では、何だってやれそうです。幸い、仕事のオファーもたくさん頂いてる。これからは仕事、そして肉親の愛に支えられてそれから皆さんの素晴らしい支えを頂いて、一生懸命頑張りたいと思います。どうぞ励ましの言葉をこれからもお願いします」。最後は「愛しい」を4回繰り返してから「僕の洋子のためにありがとうございました」と締めた。
そのほか、タレントの萩本欽一、大林宣彦、萬田久子が弔辞を読み、中尾彬・池波志乃夫妻、渡瀬恒彦、松原智恵子、中村メイコ、正司歌江(かしまし娘)、大橋巨泉、勝野洋らが駆けつけ、会場の周囲には年配のファンおよそ300名ほどが見守り、大女優の最期を目に焼き付けていた。
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2009/10/30