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是枝裕和監督が充電宣言、新作『空気人形』で「自分の力以上を出し切った」

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 是枝裕和監督最新作『空気人形』の公開記念トークイベントが19日、東京・HMV渋谷店で行われた。是枝監督と主演の韓国人女優のぺ・ドゥナが登壇し、観客からの質問にも答えながら約1時間にわたって、“ぶっちゃけ”トークに花を咲かせた。是枝監督は最新作に対して、自信に満ちた表情で「僕、しばらく休もうと思っています。今回は自分の力以上を出し切った感じがあり、また鍛え直して戻ってきたい」と充電休養宣言。さらに、同作に出演するお笑いタレントの板尾創路が「ドラマの撮影が早く終わったから」と自主的に駆けつけ、「ここ10年で見た映画の中で、ベスト10に入る」と同作をアピールした。

左から是枝裕和監督、ぺ・ドゥナ、板尾創路 (C)ORICON DD inc. 

左から是枝裕和監督、ぺ・ドゥナ、板尾創路 (C)ORICON DD inc. 

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 ぺ・ドゥナも同作のクランクアップ後、「ニューヨークで英語の勉強をしています」とリフレッシュ中。「この作品に自分のすべて、精神的にも肉体的にもすべてを捧げました。しばらくは自分を消耗させることよりも、自分の中に充足を求めたい。女優がこの先も演技していくためにはそれが必要だと思っています」と話した。

 そんなペ・ドゥナに是枝監督は「満たした後にまた出演してみたい監督とかいる?」と質問。「監督も一緒に仕事をしてみたい女優はいらっしゃるんですか?」と切り返えされると、「もう一度、自分が成長した姿でぺ・ドゥナにチャレンジしたいと思います」とラブコールを送っていた。

 また、トークイベントの終了間際に到着した板尾は、ぶっちゃけ話として同作がカンヌ国際映画祭で公式上映された際に、「正直言うと居眠りしまいました。ARATAも寝ていました」と告白。東京からフランス・カンヌまで、移動に伴う極度の疲労が原因と弁解し、「とても心地良い映画。公開当日はしっかり睡眠をとって見に来てください」と観客にアドバイスしていた。映画『空気人形』は9月26日(土)全国公開。



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