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　俳優の北大路欣也、真矢みき、柴田理恵らが8日、都内で行われた映画『HACHI 約束の犬』の公開初日舞台挨拶に登壇した。同作で北大路らは、ハリウッド俳優のリチャード・ギア主演作のアフレコに挑戦。リチャードの大ファンという柴田は、来日中に直接会う機会があったのにも関わらずその想いを告げられずじまいだったが、後日映画関係者から「（リチャードが）吹き替えを担当した人も皆、僕の兄弟や姉妹だよ！」と“仲間”として扱われたエピソードに感動したことを明かした。

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　作品は、渋谷駅前で主人の帰りを待つ“忠犬ハチ公”のエピソードを元に製作。リチャード演じる主人公のパーカー・ウィルソン役の声優を務めた北大路は「小さい頃、納屋でこっそり拾った犬を2匹飼っていたのですが……それを思い出しながらやりました。（妻役の）真矢さんは、本当に役と声がピッタリ。私を非常に落ち着かせてくれましたね」と振り返る。

　柴田と同じくアフレコ初挑戦となった真矢も「女優業と違い、自分の考えを抑えて（映像に）合せていくというのは大変でしたね」と慣れない現場ながらも、新しい経験に満足げな様子だった。