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映画『食堂かたつむり』キャスト発表 主人公・倫子役に柴咲コウ

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 新人作家・小川糸の小説『食堂かたつむり』(ポプラ社)が映画化されることになり、主人公・倫子役を女優で歌手の柴咲コウが演じることがわかった。一時的な心因性失声症を患い、回想のシーン以外、ラストまで一言もしゃべらない難役に挑む柴咲は「自分の感化されやすい部分を活かせたら、と思います。作りこむのではなく『そこ』に佇むことで自然と倫子になれるような。しゃべれない役の時、気づけば普段も無口無言になっています」と自信を見せる。

映画『食堂かたつむり』のヒロイン・倫子を演じる柴咲コウ(写真:舞山秀一) 

映画『食堂かたつむり』のヒロイン・倫子を演じる柴咲コウ(写真:舞山秀一) 

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 2008年1月にポプラ社より刊行された同小説は、“食べることは生きることだ”という普遍的なメッセージが、20〜30代の女性を中心に支持を集め、現在26万部のヒット作となっている。

 衝撃的な失恋のあと、声まで出なくなった倫子は故郷に戻り、実家の離れで食堂を始める。客は1日に1組だけ。決まったメニューはなく、客との事前のやりとりからイメージをふくらませて、その人のためだけに心を込めて料理を作る。食べた人には小さな奇跡が起こり、いつしか「食堂かたつむり」で食事をすると願い事が叶うという噂が広まっていく。

 作品では、が作る料理も見どころのひとつ。演じる柴咲は掃除・洗濯など家事が得意で、おせち料理も自分で作るほど、大の料理好きということもあり、「自信があるわけではないですが、日々の家での生活を飾らずに、プラス懸命に愛情をこめてできれば大丈夫だと思います」と頼もしいコメントも寄せている。

 また、母と娘の確執と和解のドラマも重要な要素となっており、倫子と長年不仲の母親・ルリコ役を余貴美子が演じる。ほか、ブラザートム、志田未来、江波杏子らが共演。

 メガホンを執るのは、新進女性監督である富永まい。CMやアニメーションを中心に活躍し、2005年に初の長編映画『ウール100%』(サンダンスNHK国際映像作家賞受賞作品)を監督し、独特のファンタジックな世界観を持つ注目の若手クリエイターで、今作もアニメーションやCGなどを織り交ぜ、日本版『アメリ』のような映画作品に仕上げる予定だ。

 映画『食堂かたつむり』は2010年、全国東宝系公開予定。

<お詫び>
6月1日に配信されました当ニュースのプレスリリースにて、心因性失声症を失語症と表記する間違いがございましたことを深くお詫び申し上げます。
東宝宣伝部


 柴咲コウ

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