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稲森いずみ、初挑戦の悪女役で意外な一面を発見?



稲森いずみ、初挑戦の悪女役で意外な一面を発見?

ショッキングな内容とそのテーマも話題の連続テレビドラマ『アイシテル〜海容〜』で、加害者の母親役を演じ注目されている稲森いずみが、映画『THE CODE/暗号』(5月9日公開)ではヒロインの悪女役に初挑戦している。前者とはまったく異なる“妖しくて悲しく、妖艶”な姿を披露する稲森が、悪女の楽しみと、役柄への挑戦を語る。


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◆現実では悪女をやっちゃいけないけど(笑)


 「悪い女を演じてみたかったんです」
 探偵ものの制作をライフワークとする林海象監督の人気シリーズ『探偵事務所5』。その集大成となる映画『THE CODE/暗号』で、ヒロインの“悪女”美蘭を演じた稲森いずみの開口一番のひと言。いわゆる悪女を演じるのは初体験。海象監督との話し合いのうえで、「妖しくて悲しくて妖艶な感じ」に挑戦した。


「海象監督から美蘭役を稲森にやってほしいといわれて、どこかミステリアスに演じられればと思っていました。今までにない役柄だったので、新鮮でしたね。最初は不安もあったんですけど、すごく楽しかったです(笑)。悪女ぶりで、何かを参考にしたということはとくになかったです」


 そして、初めて悪女を演じてみて、自身の意外な一面を発見・・・。


「普段は、悪女はあまりやっちゃいけないけど、映画のなかでは全部OKですから(笑)。演じていて楽しめる役だなって思いました。ピストルを撃ったのも初めてなんですけど、『ヒュー』って叫びたくなるような快感があって、自分でもビックリでした(笑)」


 インターネットシネマの先駆けとして2005年からスタートした海象監督の『探偵事務所5』シリーズ。これまでに50作品が制作され、劇場公開作『探偵事務所5”〜5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語〜』では熱狂的なファンの支持を受けた。ファンの間で、その世界観は海象ワールドと呼ばれる。そして、同シリーズに集うキャスト、スタッフも皆、作品と役柄の魅力にとりつかれている。男ばかりが出演している男くさいドラマかもしれないが、稲森はその世界に惹きつけられていた。


「海象ワールドは、シュールな感じと、オトナっぽいファンタジーの世界。そんななかに夢があるところがステキです。キャストの方々もカッコいいなって思っていました。スパイっぽい小道具をみるのも楽しいですね。ワクワクする感じ」


◆正直にいうと・・・、演じるのがホントにつらい




 今作で、暗号解読の天才であるクールな主人公・探偵507を演じるのは、歌舞伎界のプリンス・五代目尾上菊之助。舞台では、女形と二枚目の両方を演じる菊之助が、映画出演5作目にして現代アクションに初挑戦する。そんな菊之助との初共演を果たした稲森は、歌舞伎俳優ならではの存在感に驚いたという。そして、その人柄についても語る。


「役に対しても人に対してもすごく真面目で誠実。純粋な人で、紳士ですね。お芝居の部分では、声がすごくキレイで通るので、セリフが心に残るなという印象を受けました。あと、存在感と不思議な色気がすごくあります。やはり歌舞伎の世界で女形を演じているからこそ、もつことができる雰囲気なのかなって思いました」


 一方、稲森にとっても今作は悪女役への挑戦になり、また、現在放映中のテレビドラマ『アイシテル〜海容〜』(日本テレビ系)でも児童殺人事件の加害者の母親という難役にチャレンジしている。今の稲森のなかで“挑戦したい”という心境があるのだろうか。


「『アイシテル〜海容〜』は、家族もので子供に接するお芝居をしたいと思っていました。突然、ショッキングな事件の加害者の母親になるという、そういう問題をひと事でなく背負ったときにどうなるんだろう、体験してみたいと。『THE CODE/暗号』もそうですが、演じたことのない役をやりたいという気持ちは常にあります。それが今回は、悪女と母親でしたが、今の自分の年齢でしかできない役にうまく出会ってきたと思いますし、これからもまた新しい役が出来るんじゃないかっていう期待があります。そういう作品に出会えたら嬉しいですね」


 自ら望んで挑戦している役柄たち・・・。しかし、稲森が今、開放されたいと思っていることを最後に聞いてみると。


「開放か〜、何だろ(笑)。正直にいうと・・・、加害者の母親役から解放されたいです。演じているときがホントにつらいんです。でも・・・がんばります(笑)」


 稲森が演じる『THE CODE/暗号』の美蘭は、複雑な運命の歯車と、閉ざしていた自身の心から最後に開放される。
【プロフィール】
稲森いずみ
1972年生まれ、鹿児島県出身。モデル活動を経て、1994年にテレビドラマ『上を向いて歩こう!』で女優デビュー。以降、『ロングバケーション』(1996年)『ビーチボーイズ』(1997年)など数々の人気ドラマに出演。1997年の『CAT’S EYE』で映画デビュー。近年ではテレビドラマ『華麗なる一族』(2007年)『篤姫』(2008年)などに出演。映画『THE CODE/暗号』で林海象監督と約10年ぶりのタッグとなる。
『THE CODE/暗号』
【ストーリー】
創立60年の格式ある探偵事務所「探偵事務所5」。優秀かつ個性的な探偵が集まる中でも“探偵507”は暗号解読において天才的な才能を持つ。そんな彼が中国のとある人物から依頼を受けたのは、これまで見たこともない配列パターンで構成された暗号だった。
予告編はこちら
監督:林海象
脚本:林海象 徳永富彦 久万真路
出演:尾上菊之助 稲森いずみ 松岡俊介 斎藤洋介 佐野史郎
5月9日(土)より全国ロードショー
(C)2008 THE CODE プロジェクト
公式サイト:http://www.the-code.jp/
 

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