第11期の関東地区のキャスターを務める熊本杏奈さん(18歳)。高校卒業後、1年ほど雑誌モデルを経験した後に、「映像の仕事もやりたい」とマネージャーに相談し、このオーディションを勧められたという。母がカナダ人のハーフで、英語が得意だという彼女は、 「自己PRでは英語の歌を歌って、お天気の原稿読みではトナカイのカチューシャを頭に付けてやりました。でもイマイチ自分らしさが出せなくて“もう早く帰りたい”と思ってたんですね(笑)。そしたら名前を呼ばれてびっくりでした」
08年1月から仕事をスタート。滑舌を良くするため毎朝早口言葉を練習したり、以前海外に住み、何年かは静岡にも住んでいたため、その訛りを直すのにも努力したそう。また、ウェザーニュースは全国7地区、各2名のキャスターが、幕張のスタジオに集まって収録を行っているが、そのキャスターたちと一緒に切磋琢磨することが成長に繋がっているという。
「スタッフさんも優しくて、いろんなアドバイスしてくださるし、他のキャスターのみんなとも仲いいんですよ。最初の頃は同じ関東地区の相方とばかり話していたんですけど、だんだん他の地区の人とも話すようになってきて。そしたらいろんなことを教えてくれるし、自分が頑張っていると“うまくなったね”って気づいてくれるし。最近では他の地区の番組の編集をやってあげたり、逆にやってもらったり…。キャスター14人がそれぞれサポートし合って、みんなで“うまくなりたい”といい影響を与え合っています」
このお天気キャスター募集は4カ月に1度行なわれており、今回が第12回の募集。過去のお天気キャスターからはアナウンサーや気象予報士を輩出している。キャスター経験は一切不問で、審査ではキャスターの技術よりも、キャラクターが重視される。北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の7地区で審査を行ない、各地区2名ずつ、計14名が採用される。
お天気キャスターやアナウンサーを目指して、このオーディションを受けたいと思っている人に熊本さんからメッセージをもらった。 「ウェザーニュースはうまくしゃべることも大切だけど、その人の個性も重視されるから、審査では自分らしさを出したほうがいいかな。今いるキャスターのカラーに合わせようとしないで、自分らしさをアピールするように心がけてくださいね」
『ウェザーニュース 第12期お天気キャスター募集』が求めているのは18〜30歳の女性。応募の詳細は、現在発売中の『月刊デ☆ビュー』4月号および、WEBデ☆ビューに掲載中。
■ウェザーニュース 第12期お天気キャスター募集
http://www.deview.co.jp/ds/search.html?cmd=view&id=6326&
■オーディションニュース満載『WEBデ☆ビュー』HP
http://www.deview.co.jp/
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2009/03/16