ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

新鋭女優クルック、春麗を演じて強くなった!?



 世界中で大きな人気を誇る日本発のエンターテインメントのひとつであるゲーム。そのコンテンツは、アニメや映画化もされ、世界マーケットでヒットする作品も登場している。そんななか、海外でも爆発的な人気を誇る格闘ゲーム『ストリートファイター』が、人気No.1キャラクターの春麗(チュンリー)を主人公にハリウッドで実写映画化された。その『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(2月28日公開)では、米新鋭女優のクリスチャン・クルックが体当たりで主人公を好演している。


『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー (C) CAPCOM CO.,LTD./Based on Capcom’s Street Fighter Video Games 

『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー (C) CAPCOM CO.,LTD./Based on Capcom’s Street Fighter Video Games 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る



[インタビュー動画再生]
 日本だけでなく、80〜90年代にかけて北米でも若者たちの支持を集めていた格闘ゲーム『ストリートファイター』。82年生まれのクルックは、自らはあまりゲームをしなかったものの、友人たちが遊んでいたのを覚えているという。日本ではゲームファンから絶大な人気を誇るそのチュンリーの役にも、自然体で挑んだ。


「役のお話をいただいたときに、日本の人気ゲームの映画化作品ということは知っていました。これまでにもドラマ『ヤング・スーパーマン』のヒロインなど、人気のあるキャラクターを演じてきていますが、そのことで特別なプレッシャーを感じたことはありません。アクション映画なので興奮しましたし、楽しみにしていました」


 中国系の母親をもち、子供の頃から空手を習い紫帯をもつクルックは、アクションシーンは得意な分野。これまでにテレビドラマでもワイヤーアクションなどをこなしてきている。


「アクションシーンは楽しくて大好きです。今回は、ロケ地のタイ・バンコクに撮影前に入り、スタントマンのひとたちと週5日で1日4〜5時間、計5週間のトレーニングを行いました。トレーニングよりも、暑さと多湿の環境のほうが大変でしたね」


 そんな過酷な状況のなかでのトレーニングも「楽しかった」と笑顔をみせるクルック。大男相手の数多くの格闘シーンも、ケガはなく無事にのりきった。


「クレーンを使った大掛かりなアクションシーンがあって、とてもエキサイティングでした。頭を殴られたり、テーブルに顔を押し付けられたりして、こぶやアザができたことはありましたが、そのほかは全然大丈夫(笑)」


◆女優に必要なのは前に進むこと



『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』
2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー 【映画予告編
公式サイト:
http://streetfighter-movie.gyao.jp/
(C) CAPCOM CO.,LTD./Based on Capcom’s Street Fighter Video Games

 本作では、幼少の頃から大人になるまでのチュンリーの成長する姿が描かれる。チュンリーは、愛する父親、家族への思いを胸に秘め、自らの復讐と虐げられる人々のために戦う。クルックはそんな彼女をどういう女性と理解し、なにを感じて演じていたのだろうか。


「情熱的で強い女性です。とくに貧しい人たちに対してとても優しく、彼らを守ろうという強い意志があります。私は、女優として新しいキャラクターを演じるときは、その役柄になりきって、感じていることをそのまま演じようと思っています。この役のために特別に何か新しいことはしていないのですが、チュンリーが感じている怒り、憤りは格闘のシーンに現れていると思います」


 そして、この映画を通して女優として身に付けたこと、この先も活躍し続けるために必要なこととは。


「自分がとても強くなったと思います。(この役を演じてから)自分が信じていることについて、立ち上がろうという気持ちが強くなりました。なので、私にとって今回の経験はとても大事なものです。女優にとってまず必要なのは勇気を持って前に進むこと。それから人とのつながりをずっと作り続けること。そして、仕事をとてもとても楽しむこと。10人の前で演じるときも、大きなステージで大勢の人の立つときも、とにかく今やっていることを楽しむことが大切だと思います」
チャイナドレスで格闘はムリ……

――ゲームのチュンリーは青いセクシーなチャイナドレスを着ています。

ゲームのなかのチュンリーのドレスは、とてもピッタリとフィットしていて美しいんですけどアクション向きではないですよね(笑)。映画のなかではハーネスを付けたり、敵と激しく戦ったりしますが、その衣装ではできないので……。オマージュとしてその雰囲気がある衣装は着ていますのでお楽しみに(笑)。

――日本のゲームからヒットした映画に『バイオハザード』シリーズがありますが、その主演のミラ・ジョヴォヴィッチと戦う映画があったら出演したい?

すみません、その映画は観ていないです。実はアクション映画はそんなに観ていなくて……。内緒なんですけど(笑)。
クリスチャン・クルック:PROFILE
1982年12月生まれ。カナダ出身、父親はオランダ系、母親は中国系のハーフ。2001年、テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』のヒロインを演じ、注目を集める。日本の人気ゲームをハリウッドが映画化する『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(2009年2月公開)で主人公のチュンリー役を演じる。

関連写真

  • 『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー (C) CAPCOM CO.,LTD./Based on Capcom’s Street Fighter Video Games 
  • 『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』 2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー (C) CAPCOM CO.,LTD./Based on Capcom’s Street Fighter Video Games 
  •  
タグ

    オリコントピックス

    あなたにおすすめの記事

    メニューを閉じる

     を検索