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第32回日本アカデミー賞、最優秀作品賞『おくりびと』が10冠獲得

■第32回日本アカデミー賞受賞者一覧はこちら

 2008年の映画界を総括する第32回日本アカデミー賞の授賞式が20日(金)、都内で開催され『おくりびと』が最優秀作品賞に輝いた。同作品からは滝田洋二郎監督が最優秀監督賞、俳優の本木雅弘が最優秀主演男優賞、山崎努余貴美子がそれぞれ最優秀助演男優・女優賞を受賞したほか、撮影賞などの技術スタッフも含めて10部門を獲得。企画者でもある本木雅弘は「すべてのバランスが奇跡的にうまくつながった。難産だっただけに喜びは深い。スタッフ・キャストの皆でいただくのがふさわしい作品」と受賞の喜びを語った。

 本木の最優秀主演男優賞は第16回の『シコふんじゃった』(1993年)以来2回目。前回も山崎努との共演作であったことから「山崎さんは福の神。何かある」と不思議な因縁に感慨深げ。「でも、(義理の父の内田)裕也さんと同じくらい苦手な方。その目とたたずまいに緊張してしまうんですよ」と話していた。

 山崎は第25回『GO』(2002年)以来、2回目の最優秀助演男優賞受賞。過去に最優秀主演男優賞も『お葬式/さらば箱舟』『マルサの女』の2作品で受賞しており、「若い俳優に譲りたいという思いもありましたが、今日は本当に嬉しいです」と目を細めていた。

 今回の日本アカデミー賞の対象作品は2007年12月1日から2008年11月28日までに公開された日本映画198本(前年比9本増)、外国映画261本(前年比11本)。その頂点に立った『おくりびと』で最優秀監督賞を受賞した滝田洋二郎監督は「これからもまだまだ映画の“おくりびと”であり続けます」と映画への熱い思いを語っていた。

 最優秀主演女優賞には『ぐるりのこと』の木村多江が映画初主演にして受賞。涙をこらえながら「感無量です。この賞に見合う俳優になれるように心を磨いて、勝負していきたい」とあいさつした。

 また、ラジオ『オールナイトニッポン』(全国36局ネット)を通じて、一般聴取者の投票で選出された話題賞には、俳優部門で『デトロイト・メタル・シティ』の松山ケンイチ、作品部門で『容疑者Xの献身』がそれぞれ受賞し、昨年『恋空』で同賞俳優部門を受賞した新垣結衣がプレゼンターとして登壇した。

→ 第32回日本アカデミー賞 新人賞受賞者

第32回日本アカデミー賞受賞者一覧
【最優秀作品賞】『おくりびと』
【最優秀監督賞】滝田洋二郎『おくりびと』
【最優秀主演男優賞】本木雅弘『おくりびと』
【最優秀主演女優賞】木村多江『ぐるりのこと』
【最優秀助演男優賞】山崎努『おくりびと』
【最優秀助演女優賞】余貴美子『おくりびと』
【最優秀アニメーション作品賞】『崖の上のポニョ』
【最優秀外国作品賞】『ダークナイト』
【話題賞・俳優部門】松山ケンイチ『デトロイト・メタル・シティ』
【話題賞・作品部門】『容疑者Xの献身』
【最優秀脚本賞】小山薫堂『おくりびと』
【美術賞】桑島十和子『パコと魔法の絵本』
【最優秀撮影賞】浜田毅『おくりびと』
【照明賞】高屋齊『おくりびと』
【録音賞】尾崎聡、小野寺修『おくりびと』
【編集賞】川島章正『おくりびと』
【音楽賞】久石譲『崖の上のポニョ』




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関連写真

  • 第32回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞に輝いた本木雅弘 
  • 前列左から『おくりびと』余貴美子、本木雅弘、滝田洋二郎監督、木村多江、山崎努。後列は“新人賞受賞者” 
  • 広末涼子 
  • 堤真一 
  • 佐藤浩市 
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