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宮崎あおい、感激で泣き崩れる 『篤姫』クランクアップ

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 NHK大河ドラマ『篤姫』が27日(土)、東京・渋谷の同局内でクランクアップを迎えた。最後の収録を終えた主演の宮崎あおいは、これまでの出演シーンをVTRを振り返ると感涙し「ボロボロですみません。みなさんの支えあってこの日が迎えられました。1年2ヶ月、篤姫を演じることができて本当に幸せでした」と謝辞を述べ、篤姫の夫・徳川家定役の堺雅人が花束を渡すと泣き崩れた。

49歳の篤姫を演じきり笑顔の宮崎あおい 

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 史上最年少の大河主演に抜擢され、昨年8月のクランクインから約13ヶ月あまり撮影に臨んできた宮崎は「22歳の私に大河の主役を、ということでありがたいと思ってる。10代から49歳までを恵まれたなかでお芝居できて幸せ者です」と涙声で話した。

 クランクアップ報告会には北大路欣也ら共演者も駆けつけ、堺が登場すると宮崎は膝から泣き崩れる一幕も。堺との夫婦役については「1年やっていたので、自然に感情を動かすことができた。台本に好きになるとか書いていてもいなくても、好きになってるから(演技が)深くなるというか…」と明かし「堺さん、大好きでした」とサプライズ告白で会場を沸かせた。

 宮崎自身も昨年6月に俳優・高岡蒼甫と結婚し、新たな家族のサポートを経て長きに渡る撮影に挑んだ。報道陣から実夫の支えについて聞かれると「今日終わることを知っていたので『1年間お疲れ様』というメールをもらいました」と報告し、公私共に充実に満ち溢れた表情で笑顔みせた。

 『篤姫』は8月17日の放送ではビデオリサーチ(関東地区 番組平均)によるデータで最高視聴率27.7%を記録し、2000年代における大河ドラマの視聴率最高記録を更新。その人気ぶりに拍車を掛けるかのように、本編最終回前には異例の集中アンコール放送が決定している。
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