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今井絵理子、手話での演技に初挑戦「息子に感じてもらいたい」

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 再結成を発表したばかりの女性グループ・SPEED今井絵理子が、映画『ゆずり葉−君もまた次のきみへ−』に出演することがわかった。本作は、全日本ろうあ連盟が創立60周年を記念して製作する映画で、3歳の長男・礼夢くんの聴力障害を公表していた今井は、ろう者と聴者が共同製作する本作の趣旨に賛同し「今忘れられている『ゆずること』『ゆずられること』の大切さを、息子含めたくさんの方に感じてもらいたい」と出演を決めた理由をコメントしている。

映画でろうについての理解を深めてほしいと語る今井絵理子 

映画でろうについての理解を深めてほしいと語る今井絵理子 

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 今井の映画出演は、『陰陽師』(2003年)以来約5年ぶり。本作では、主人公の過去の恋人役となるヒロインを演じる。今回の自身初となる手話での演技にあたって今井は、「初めての試みで、役柄に合う表現の仕方を考え、取り組んでいます」と撮影に挑む様子を語る。また、映画について「ろう者も聴者も一丸となってこの映画を作っていて、内容も共に楽しめます。たくさんの方に観ていただき、ろうについて理解を深めていただきたいです」とアピールする。

 『ゆずり葉−君もまた次のきみへ−』は、ろうあ者の権利を訴える運動の記録映画を作ろうとする主人公とその家族、仲間を通してろう者の生き様を描き出し、次の若い世代に手話と仲間の大切さを伝える。

 撮影は現在、東京・台東区谷中を中心に行われており、9月中にクランクアップ。公開は2009年6月予定。監督・脚本は早瀬憲太郎、今井のほか庄崎隆志、福嶋一生、津田絵理奈らが出演する。

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