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実写版『釣りキチ三平』、須賀健太演じる“そのまんま三平姿”初公開

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 単行本累計販売部数4000万部を誇る人気コミックの実写映画『釣りキチ三平』(来春公開予定)で、三平三平(みひらさんぺい)を演じる須賀健太の写真が公開された。撮影は7月25日よりスタートし、9月下旬のクランクアップを目指して、秋田の優美な自然のなかで進められている。

実写映画で三平を演じる須賀健太(C)2009「釣りキチ三平」製作委員会 

実写映画で三平を演じる須賀健太(C)2009「釣りキチ三平」製作委員会 

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 7月11日に待望の実写映画化が発表されていた『釣りキチ三平』の撮影中の写真が届いた。三平に扮する須賀は、まさにコミックそのままの姿を披露。撮影では、数ヶ月間特訓した釣り練習の成果も発揮し、無邪気で明るい釣り少年を演じている。配給元の東映によると「まるで三平が本当に実在するかのような演技をみせている」という。

 須賀は、2005年、2007年公開の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズにて脚光を浴び、その後も2006年に初主演映画『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その他にも映画『舞妓Haaan!!!』(2007年)や日本テレビ系ドラマ『喰いタン](2006、2007年)に出演し、高い評価を受けている。今回の『釣りキチ三平』の三平役への抜擢については、「三平役をやれることになって、一生懸命(釣りを)練習中です。映画が公開されたら、釣りブームを起こしたいです!」とコメントしていた。

 また、今回の配役では、三平役の須賀のほか、三平の祖父・一平役の渡瀬恒彦、釣り名人・魚紳役の塚本高史がすでに発表されている。

 『釣りキチ三平』は、ハリウッドを含め、これまでに何度か実写映画化の企画がもちあがっていたが、千変万化する大自然がフィールドであることや、人の思惑とは相容れない魚が対象である難しさなどから、過去には一度も実現に至っていなかった。今回、そんな困難に滝田洋二郎監督が立ち向かう。滝田監督は、これまでに『僕らはみんな生きている』(1993年)でブルーリボン賞監督賞を受賞、『壬生義士伝』(2003年)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞している。

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