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ジャッキー・チェンが爆弾発言、映画PRよりチャリティが大事

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 世界15ヶ国でオープニング興行成績1位を獲得。中国では同国史上最高の初日興収を記録していたアクション大作『ドラゴン・キングダム』(7月26日公開)の記者会見が10日(木)に都内のホテルで開催され、主演のジャッキー・チェンロブ・ミンコフ監督が出席。世界中で行っているジャッキーのチャリティ活動に質問が集まると、「チャリティがメインで来日しました。映画のプロモーションはそんなに重要だとは思っていない」と爆弾発言。同席したミンコフ監督をはじめ関係者をあわてさせた。

会見中のジャッキーの一言で会場には微妙な空気が漂った 

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 会見の冒頭、ジャッキーは四川大地震への日本政府の対応と、前日のプレミア・チャリティへの協力に対して日本のファンへ深々と頭をさげて感謝の意を表した。そして、チャリティについて質問がおよぶと、自身の世界中での活動の様子を報告。さらに今回の来日に関して「ジュディ・オングさんからチャリティ・ショーへの出演依頼を受けて、来日を決めました。映画のプロモーションはそのついでなんです」と告白。会場にはジョークととらえていいのかどうかと微妙な空気が流れたが、その後、苦笑いをするミンコフ監督にいたずらっぽく「ソーリー」。会場には笑いがこぼれた。

 そんなジャッキーだが映画についての想いを聞かれると「映画はぼくにとって最愛のもの。1本1本常にベストを尽くして撮っています」と笑顔をみせた。さらに「この先いつまで俳優ができるかわからないけど、その後は監督、プロデューサーとして映画を撮り、友愛、団結、平和という理念を伝えていきたい。将来的には映画を学べる学校を作りたい」と構想を熱く語った。

 ジャッキーの人柄を熟知するミンコフ監督は「これまでに会ってきた映画人のなかでも、彼ほど映画のためにすべてを投げ出している人は初めて」と彼を熱烈に支持する。また、今回の映画のエンドロールにジャッキー映画恒例のNG集が流れないことについては、「ミステークがまったくなかったからさ」と語り、映画についてのアピールも忘れなかった。

 『ドラゴン・キングダム』は、アジアの2大スター、ジャッキー・チェンとジェット・リーの初共演が話題を集めるアクション大作。現代アメリカの青年が古代の帝国に迷い込み、呪いを解くカギを求めて巨大な悪に立ち向かう冒険の旅が描かれる。

 前日に行われた『ドラゴン・キングダム』チャリティ・ジャパンプレミアで集まった137万8000円は、全額が四川大地震復興のための活動に寄付される。また、その場では、劇中で使用されたひょうたんと、ジャッキーのオリジナルデザインの特製スタジャンが、岩手・宮城内陸地震救援のためのチャリティ・オークションに出品されることが発表された。


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