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　今夏注目のハリウッド大作『スピード・レーサー』のワールドプレミアが26日（土）、アメリカ・ロサンゼルスのノキア・シアターで行われ、本作に出演する真田広之は「原作（『マッハGoGoGo』）の持つスピリットを継承して、その思いが世界に伝わってくれると嬉しい」とコメントした。

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　『マトリックス』3部作を手がけたウォシャウスキー兄弟最新作となり、吉田竜夫原作の名シリーズをハリウッド実写化することでも注目を集める『スピード・レーサー』。その待望のワールドプレミアが、観客4000人を招いて開催され、全長150メートル、幅5メートルのレッドカーペットには、各国を代表する国際的な俳優が勢ぞろい。世界中から集まったメディアをにぎわせた。

　『マッハGoGoGo』を見て育った世代であり、ウォシャウスキー兄弟との仕事を心待ちにしていたという真田は、本作の仕上りについて「完全にナショナリティーが変わっています。そういう意味では、あのエピソードをよくひとつにまとめてくれた、という思いがあります」とコメント。

　そして、自らの役柄を「『なんなんだあいつは』という闇の部分担当なので、その場その場で監督たちとセッションをしながらいろいろな方法を試し、結局最後はどんどんミステリアスな方向に絞り込まれていきました」と説明。また、「この話はいくらでもエピソードを膨らませられますね。もし続編があれば、（自身の役柄の）正体が暴かれてくれると嬉しい」と、世界中でのヒットが予感される本作の続編についても期待をもたせた。

　なお、日本では「スピード・レーサー スーパープレミア GO! TOKYO DOME」と題したプレミア試写会が、6月29日（日）に東京ドームで開催されることが決定している。また、4月26日〜5月6日の間は、東京・汐留の日本テレビ・ゼロスタ広場にて、マッハ号の実物大レプリカが展示されている。