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熊川哲也、10ヶ月ぶり復帰で緊急会見「勘を取り戻す」

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 昨年5月に右ひざのじん帯を断裂し、先日自身の公式サイトで約10ヶ月ぶりに復帰する事を明かしたバレエダンサーの熊川哲也が11日(火)、都内で緊急記者会見を開いた。軽快に階段を駆け下りて現れた熊川は「まだ痛みはある」としながらも「恐怖心を克服するのに時間がかかった。今でも恐いですけれど、舞台で勘を取り戻せたら」と復帰後の意欲を語った。

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 この日のためにリハビリに励んできたという熊川は「努力をした事がなかった。自然に流れに乗って踊っていたので。でも、今後はそういう事はできない。頭とひざにギャップが生まれているので、相談して考えていきたい」と心境を明かし、自らのバレエ人生で「それが一皮むけたところ」と晴れやかな笑顔を見せた。

 昨年5月15日に行われた全国ツアー『海賊』札幌公演中にケガに見舞われ、“右ひざ前十字じん帯断裂”と診断されて舞台を退いた時を振り返った熊川は「精神的に参った部分もあったけれど、芸術監督の業務もやっていい勉強になった」。満を持しての復帰作となる新作バレエ『ベートーヴェン 第九』においては「ベートーヴェンは人間の存在意義を感じられる人。ここまで親近感を得た人はいなかった。身震いした事もあったので、そういう意味ではベートーヴェン(の魂)が何度か降りてきたかと思う」と今作の完成度の高さに自信をうかがわせた。

 『ベートーヴェン 第九』は東京・赤坂ACTシアターのプレミアオープニングとして今月14日(金)から20日(木)まで開催。
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